雨のち曇り 気温:最低 9℃/最高 17℃
空はもうすっかり秋の空ですね。秋の色、秋の雲、秋の風、秋の光。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
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お客様から「たまにはパルのことを書いて!」と言われましたので、きょうはパルのことを書きます。
1994年の11月に我が家にやってきたシベリアンハスキーのパルは今年の10月13日で満14歳をむかえます。
13歳になるまでは何ら変わりなくとても元気で活発だったのですが、先の冬あたりから急激に衰えを見せ始めました。
壮年から一気に老境に入った観がありました。
身体的にはすこぶる健康で、いまもこれまでも一度も病気をしたことがないのですが、誰もが直面する「老い」は例外なくやってくるということをパルも実感していることでしょう。
ペンション・サンセットの開業が1993年12月ですから、パルはその1年後に我々の家族となり、我々とともにその一生を過ごしてきたことになります。
僕にとっても、開業以来の15年間はある意味では一生に近い時間に感じられます。
よく第二の人生なんて言葉を耳にしますが、本当にそんな感じの人生の方向転換でしたから。
ドラマや小説の定石通り、それは「喪失と再生」の物語だったのです。
そんな僕や、僕の家族に寄り添うようにして生活をともにしてくれたのがパルでした。大きくてマッチョで驚くべき身体能力を持ち、氷点下20℃以下を適温として暮らすパルには驚かされることばかりでした。
その一方で性格が穏和で、決して自分から吠えかかることなく、いつも気配を消して静かにしている習性と、天然でお馬鹿な一面を見せてくれては我々を和ませるキャラクターがどれほど僕らを励ましいやしてくれたことか。
いくら感謝しても感謝しきれないと思っています。
こんな風に感情を込めて書くと、なんだか追悼文みたいですね。(笑)
大丈夫、パルはすこぶる元気です。年齢なりの衰えはありますが、どこも悪いところはなくとても健康なのです。
ただ、たしかに、パルも余生に入ったことを実感します。
僕らもパルとともに過ごす時間を大切にしたいと思っています。
僕らはパルをこころから愛しています。
パルも僕らを、少なくとも、こころから信頼してくれています。それを僕らに対する「愛情」と呼ぶことだってできると思っています。
ということで、今日はパル君のことを書きました。(^^)
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