晴れ 気温:最低 2℃/最高 16℃
買い物に出かけようと駐車場に出ると、ちょうどウチの周辺をテリトリーとするおなじみのキジバトの雄がやってきて、すぐそばの落葉松の木にとまったのでした。これだったら写真におさめられる距離だと思い、あわて手首からぶら下げた Richo Caplio R5 で速射したたった1枚の写真がこれ。この直後彼は飛び立って他の木へと移っていってしまった。
写真を見てわかるとおり、都会で見かける鳩とはだいぶ違っている。近くで見るととても綺麗な鳥だ。落葉松の新緑がはっきり写っていてこれが森という森、山という山を染めていると想像してみて欲しい。この季節はなにもかもがこの色に染まる季節なのだ。
そういえば、今日は蓼科山がかすんでいる。朝のニュースでも報道されていたけれど、実にものすごい黄砂だった。地図でみると長野県というのは意外と中国に近いのですね、今更ながら再確認できたけれど。地政学的には確かに非常に危ない状況に我が国があるというのがわかる。
防衛庁が防衛省になったり、憲法改正のための国民投票法案が強行採決されたりというのはそういう危機感を世論操作にうまく使ったからこそ暴動も起きずにしゅくしゅくと流されているわけだ。しかし炉れは日本自身の問題であると同時に、米国の強い意向を反映した動きのような気がするなあ。
要するに先の戦争に負けて占領されて以来、我が国は新しい形の植民地第一号だったというわけだ。いわば「植民地 2.0」ということかもしれない。また、そのようにしてしか独立国家としての体裁を取り戻すことがかなわなかったという歴史的状況があったのかもしれない。
それはやむを得なかったし、現状もやむを得ないのかもしれないけれど、このままで良いはずはないというのも厳然たる事実でしょうね。投資ファンドという名のハゲタカ、イナゴのたぐいが来襲して、土足で我が国の経済を踏み荒らし、優良企業を買いまくって株価が上がったところで売り抜けてあとは知らないってなことが許されていいのだろうか。
そんなものはグローバリゼーションでも何でもない。事実米国は企業買収に関しての連邦法がなく、州法しかないという仕組みを作って自国企業を独善的なまでに買収から守っている。それでいて他国には全面自由化を求めるっていうのだから、日本ももう少ししたたかにならなけりゃいけないんじゃないかな。
それはさておき、というか、この辺でやめておかないとペンション・オーナーとしてはやばいという空気があるからこのへんでやめておきましょう。
※写真をクリックすると拡大されますので是非大きな画像でじっくり鑑賞してください。
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