曇りのち雪 気温:最低 - 3℃/最高 2℃
朝、昨日の雪はすっかり止んでいましたが、雪雲らしき不穏な黒雲が上空に居座っています。ピラタスの丘の森はひっそりと静まりかえって、物音ひとつしません。風がないので動くものもありません。まるで時間が止まってしまったような錯覚を憶えます。
道路の雪は昼過ぎにはすっかり溶けてウエット路面になりました。陽射しはなく、曇天が続きます。午後2時過ぎ、雨がパラつき始め、それはやがてみぞれに変化しました。もうスタッドレスタイヤでないといつどのように路面が変化するか予測が付かない季節になりました。
午後4時過ぎにはみぞれは雪に変わり、本降りになりました。道路にも地面にも数センチ積もりました。その後もみぞれに変わったりふたたび雪に変わったりを繰り返しています。予報では明日の朝までこんな感じで降り続くようです。
いよいよ森も冬のたたずまいとなって、季節は確実に真冬へと向かっていることが実感されます。ペンション・サンセットも冬支度を終えて、今週末からのスキーのお客様のご来館を待つばかりです。
道中お気をつけてお越し下さい。
曇りのち雪 気温:最低 - 5℃/最高 3℃
朝のうち曇り。のちに雨がぱらつき始めたが、みぞれのようにも思われた。午後になると山麓では本降りの雨となり、ピラタスの丘ではみぞれに変わった。道路は山岳部にはいると溶けかけのかき氷をぶちまけたようになった。こうなるとスタッドレスタイヤでないと危ない。
いまだ本格的な積雪、凍結路面を走っていないので今年履き変えた ミシュラン・ラティテュード X-ICE の性能は評価できないでいる。水気の少ないアイス路面ではブリヂストンDM-Z3ほどではないがけっこう良くグリップする。積雪路面でも同様。
ただ、今日のような状況では、排雪・排水性能がブリヂストンに比べて圧倒的に優れていることが確認できたが、最終的な路面グリップ性能についてはよくわからなかった。まあ、つるっとすべることはなかったけれど。
いずれにしてもこれまでのスタッドレスタイヤとはコンセプトが異なるタイヤであるということはよくわかった。「しっかり感」はここまで気温が下がると、まさにサマータイヤと寸分違わない印象になる。ふつうのマッド・アンド・スノータイヤを履いているときと何ら変わらない。
いままでのところなかなか良い選択だったと満足している。これが積雪量がピークに達する1月以降、またアイスバーンの上に水がしみ出す3月の最悪のコンディションでどのような印象に変わるかが楽しみでもある。
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さて、昨日は少し重い文章を載せたけれど、かつてこの日記はそんなことばかり書いていた時期があるのだ。そのとき書きたいことを書くというのがポリシーだから、多様な文章がアーカイブされていくことになる。いま現在何の意味もなくみえる他愛ない内容でも、数年の時を隔てて読み返してみると自ら刮目させられることも少なくない。
だから、あまり余計なことは考えずにひたすら書き続けようと決心したわけだ。「意義」を考えずに「いま」を書くのだ。とにかく書き続けることが自ら与えた僕の使命であり望みである。
晴れ 気温:最低 - 8℃/最高 - 4℃
今日から「蓼科高原日記」へのリンクを「Web Log」とした。「ブログ」ではリンクボタンの見栄えが悪いのでそうしたのだけれど、そもそも「ブログ(blog)」の語源が「Web Log」であることをはあまり知られていないかも知れない。まあいいや、わかりにくいというようすがみられたらまた考えることにして、と。
あと、サイト内リンクを見直していろいろ張り直した。それによって、このサイトのコンテンツの8割強は一般の人の目には触れにくいかたちになった。そのぶぶんはプライベートなコンテンツの部分だから、ペンション・サンセットのホームページとしてはまったく問題ないというか、むしろ見やすくなったと思う。
いろんなページを手直ししているうちに、初心を思い出した。僕は「クールなサイト」を目指していたのだった。もちろんクールといっても「冷たい」という意味ではなくて、「かっこういい」「いかす」という意味だ。世の中いまやいろんなペンションがものすごくすてきなホームページをつくっている。
僕にはとても真似できない良いセンスのホームページもたくさんある。でもね、その「素敵さ」は僕にはとても真似できない。やっぱり自分の得意分野でがんばるしかないのね。自分の土俵で自分の相撲を取るしかないのだ。
Walk This Way.
昨夜からぐぐっと冷え込んだので、スキー場ではとても良いテンポで雪撒きがすすんでいる。ゲレンデコンディションもどんどん良くなっている。天気概況ではあしたの午後には雪が降りそうだし、これはようやく良い感じの気候になってきたのかも知れない。
それはさておき、この日記は(調べてみたら)1997年4月からの分がアップロードされている。ということはいま現在で毎日更新が9年8ヶ月続いていると言うことになる。以前勘違いして10年目とかもうすぐ11年とか書いた記憶があるのでここで訂正しておきます。初期の日記はログに残さなかったので1年分ほどは失われてしまったためです。
このサイト自体は1996年7月1日開設なので10年5ヶ月を経過したと言うことになります。時代はいやおうなく「日記」から「ブログ」の時代へと突き進んでいるようです。それがよいことなのかどうかは、僕にはわかりません。
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