雨 気温:最低 2℃/最高 6℃
予報どおり終日雨模様になった。土砂降りではないが、断続的に強弱を繰り返しながら降り続いた。一時止んで曇り空になったりもした。ピラタスの丘は雲の中に入ったらしく、窓外はいまもまだ濃霧状態だ。昨日テラスのステイン塗り込みを終わらせておいて大正解だった。
それにしても今日は異例の高温だ。もう12月になろうかというのに、この気温は10月の紅葉の盛りの頃のようだ。山を少し下って湖沼部を見ればそこはまだ秋の気配を濃厚に残している。じっさい紅葉だってまだ残っているほどなのだ。
この秋はまだ一度もビーナスラインに積雪を経験していない。道路は全面乾燥路面になっている。僕らは経験上いつやってくるかわからない雪に備えてすでにスタッドレスタイヤに履き替えているけれど、県外からのドライブのお客様は普通タイヤで問題なく走行している状況だ。
里ではまだまだ紅葉の盛りが続いている。
この様子だと、おそらく劇的に季節が変化していきなり大雪が降るなんてことになるのかも知れない。たしか、去年も初雪が大雪で、それが短期間に3度もやってきたのだった。それまでの短い期間に、冬支度を終えなければならない。
今回アウトソーシングを決めた新予約システムの全体像が僕にもようやくつかめてきたので、いろいろとカスタマイズできるようになってきた。プログラムを微調整したり、料金体系を見直したりしてお客様の使いやすさを向上させるようにがんばっている。
もう少し料金体系を単純化しなければいけないと考えているので、若干の見直しがあるかも知れないけれど、値上げはないです。「わかりやすい」ということが最も重要だと考えての見直しです。ホームページの見直しもまったく同じ観点からの再構築に取りかかったばかりです。
みなさまに好感を持って受け入れられると良いのだけれど。
晴れ 気温:最低 - 1℃/最高 5℃
最低気温が氷点下1℃だなんていうのは信じられない高温だ。僕らが12年前の11月末にこの地に移住してきたときには氷点下8℃というのが平均値だったと記憶している。そして12月にはいるとみるみる気温が下がり毎日氷点下16℃まで冷えて、最高気温も氷点下の日が4月まで続いたものだ。
1月には氷点下23℃(一説によると氷点下29℃を記録した年もあったそうだ)がふつうだった。しかしいまはめったに氷点下20℃以下になることはない。
ということで今日はとても温かで穏やかな一日だった。夜半には雪が降るという昨日の予報は大きく修正されて、今日明日と晴れの予報に変わっている。晴れれば気温が下がるのが法則だから、明日の朝はぐっと冷え込むだろう。
国道299号線は明日麦草峠の手前のゲートが閉じられて、冬期通行止めとなる。これから同様の通行規制が続くのでお出かけの節には事前にチェックすることをおすすめします。
今夜もキューンという野生の鹿の声が森にこだましている。全国的に鹿が増えているそうだけれど蓼科も例外ではない。野生との遭遇機会が増えたことは喜ぶべきことかも知れないが、一方で深刻な食害が起きていることを無視するわけにも行かない。
いまペンション・サンセットにご宿泊されるともれなく「蓼科温泉・小斉の湯の入浴券」をプレゼントしています。おかげさまでお客様の評判は上々で、それならばこの冬いっぱい続けようかと相談しているところです。ちなみにこの入浴券は定価700円するものですから、どんなにお得かよく考えてみよう・・・。(^^)
晴れ 気温:最低 - 5℃/最高 3℃
今朝テラスを見ると、床も手すりもバリバリに凍っていた。昨日降った雨がそのまま凍結していた。じつに久しぶりに見る光景だ。道路も黒々と凍結しているのが見える。いま坂道を下るのは危険だ、といった状況にみえる。早いところスタッドレスタイヤを装着する必要がある。
午前10時すぎには陽射しがその氷を溶かしてくれた。道路も安全なコンディションに戻った。こんなことを繰り返すうちに12月にはいると雪が降り、しだいに積雪してゆく。ふと気づくと一面の銀世界になっている。シベリアンハスキーのパルが大好きな季節がもうすぐやってくる。
白樺湖、女神湖方面に行く途中、広大な落葉松の森を俯瞰できる場所がある。小さな展望台と駐車場もある。今ちょうどそこからの景色が最高の応対になっている。東山魁夷の絵画のような美しい世界がそこにある。
今夜は晴れ渡って、空には雲ひとつ無く満天に星が輝いている。じつにこころ洗われる星空だ。
晴れ 気温:最低 0℃/最高 8℃
11月にしては冷え込みが緩いように思われます。10年前だったら氷点下8℃なんて言う日が続いたものです。しかしさすがに朝晩はオーナーズルームでも断続的に暖房を入れるようになりました。その一方で「寒いの大歓迎」のシベリアンハスキーのパルはますます元気いっぱいです。早く雪が積もらないかなあと言うのが彼の願いでしょうね。
そんなに早く雪にこられたらこちらはたいへんなので、11月は来るべき冬との競争になります。冬支度とでも申しましょうか、雪が積もるまでにやっておかなければならないことがそれこそ頭が変になりそうなくらいたくさんあるのです。
まあそれはそれとして、紅葉の見頃は湖沼部では今週末が見納めになるかも知れません。来週はさらに標高を下げて標高800〜1000mあたりがきれいではないかと思います。同時に山岳部では落葉松の紅葉が美しい季節になります。東山魁夷画伯の描いた絵画のような風景を堪能できます。
本当に信じられないほど空が澄み切っていて真っ青で、まるで空から海の底を覗いているような錯覚に陥るほどです。毎日あたりまえのように繰り返される夕景はまさに絶景で、夜は美しい月明かりのもと遠くの山並みまで見通すことが出来ます。もちろん満天の星です。
森の静けさはたとえようもなくやさしく、つかれたこころを慰撫してくれます。蓼科の秋は文字通りの「癒し」の季節なのです。雪はまだ降らないので大丈夫です。積雪が始まるのは12月に入ってからになります。安心してお越し下さい。
それにしても、いまだにコスモスが咲いているというのはじつに異例のことです。紅葉、とてもきれいです。
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