晴れのち曇り 気温:最低 11℃/最高 19℃
今日もとても良い天気で、青い空に秋の雲が美しかった。今年はナナカマドの紅葉が目立つが、他の樹木の紅葉が遅いと言うことなのだろうか。この時期にナナカマドが紅葉して結実し、その実を落とすのはいつもどおりなのだけれど、どうも森はまだ紅葉への移り変わりを予感させない。
季節が巡るたびに、気象が変わっていくことを実感している。それにつれて自然のたたずまいも変化し続けている。やはり地球は温暖化している。これは間違いようのない実感だ。まあマクロにみればこの地球は大変動をしてきているわけだから、悲観ばかりしていてもしょうがないとは思う。
いま自分にできることから始めるほかないのかな、やっぱり、それがどんなにささやかな試みであったとしてもなにもしないで静観を決め込むよりは断然良い。
う〜む、なんだか今日は筆が進まない。
★★★
そういえば、8月31日に工事を行ってインターネット回線(CATV)が 20Mbps にスピードアップしたと書いたっけ。しかし、じっさいは実測で 2Mbps〜8Mbps 程度しか速度が出ていないことにすぐに気づいたわけだ。これはないだろうと言うことでさっそくサポートに電話して点検してもらった。それが昨日のことだ。
引き込み線から屋内配線のチェック、ケーブルモデムの交換、じっさいに PC をつないでの速度チェック。しかしおもだった速度計測サイトでの測定結果はどれも 2Mbps〜3Mbps とふるわなかった。で、このまましばらく様子を見ながら再度チェックしましょうと言うことになった。
しかしこうなるとこだわって徹底的に研究したくなる。こういうときこそ WWW が助けてくれるのだ。MTU だの MSS だの RWIN だのと知らない用語に惑わされつつも、文化系の思考回路を加熱させながら何とか理解した。ちなみに僕の環境は Macintosh(Mac OS X v10.4.7)なので情報が少なかったが、Windows をつかっているひとはその筋の情報源がもっとたくさんあるし、ツールやソフトウエアも潤沢でうらやましい限りだ。
で、各パラメーターのだいたいの最適値が出たところで RMAC というフリーウエアで設定することにした。ここに至るのにとても助けになったのがこちらのサイトの記述だった。この作業でかなり改善されて、RBB の名古屋のサーバーで測定すると 11Mbps 程度出るようになった。
その後ググって(Googleで検索して)いるうちに RMAC の検索結果に出てきたこのサイトでアップルから Broadband Tuner 1.0 という純正のパッチが配布されていることを知った。さっそくインストールするとなんと一気に 19Mbps 近くまで速度アップしたではないか。他の速度測定サイトでもいきなり 22Mbps をたたき出した。やはりマシンサイドのチューニングの問題が大きかったのだ。特に下りのバッファーのパラメーターが重要な要因だったようだ。
そして今日、プロバイダーのサポートにそのことをフィードバックしたしだい。マック使いで悩んでいるユーザーがきっと他にもたくさんいるだろうから。ちなみに自分のマシンのパラメーターが現状どう設定されているかはこちらのサイトの TCP/IP Analizer をクリックするだけで測定・表示してくれるのでおすすめだ。
以上、つまんない話かも知れないけど、ちょっとがんばれば僕のような門外漢でも出費無しで回線スピードをアップできるというお話でした。結局インターネットの利用に関してはあらゆる観点から自己責任、自己管理、自己サポートなのだと言うことを再確認したわけだ。あなたまかせひとだのみではダメなのだ。インターネット利用11年選手の実感です。
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