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「じゃらんnet」レベルの新予約システムに切り替えてから今日でちょうど10日目になった。リアルタイムで空室管理がされているので、お客様は確実にお部屋を押さえることが出来る。また、様々なパターンでじっさいの宿泊料金の内訳と総額を見積る機能があるので、それを確認してから安心して予約することが出来る。そして、予約操作してから1分〜15分以内に「予約完了メール」が届く。
これまでのメールフォーム形式の「予約フォーム」とは次元の違うシステムだ。もちろんこれは信頼の置けるシステム専門会社にアウトソーシングしたものだ。このレベルになると自分でプログラムするのは無理。っていうか、合理的ではない。餅は餅屋なのだ。
ものすごくコストのかかるものでもあるので、それに見合ったお客様の利便性アップがあるだろうかとずうっとやきもきしていたけれど、お客様の感想はおおむね好意的なものだった。そして、昨日あたりから気持ちよく安心して予約できたという感じでご予約が増えだした。
この「感じ」はお客様のコメントや例外的にお電話で確認を入れたときに感じ取れるものだ。僕はこの「全自動予約システム」だけですませるつもりはない。最終的にはお客様と肉声で、メールならば直筆でコミュニケーションする必要があると思っている。どのレベルの宿泊施設でも同様だけれどペンションの場合はその最右翼なのではないだろうか。
近日中にケータイからも簡単に予約できるシステムを導入するので、お客様の利便性はさらに高まることと思う。あらゆるコミュニケーションツールを利用してお客様とコミュニケーションを図ることが、ペンションの今後の方向性だと信じている。すくなくとも、僕のペンション・サンセットはそうだ。
もちろん、じつにさまざまなコミュニケーション形態があるので、それがそれぞれのペンションの個性になるのだと思う。それは真似しようにも真似できないものだ。やはり、自分の土俵で自分の相撲を取るしかないのだ。別の言い方をするならば、人間は自分からは決して逃れられないのだ。覚悟を決めて自分であり続けるしかない。
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