晴れ 気温:最低 - 8℃/最高 - 2℃
今日は風が強く、体感気温は氷点下20℃くらいだったかも知れない。森の樹木に積もったパウダースノーが吹き飛ばされ、一瞬ブリザードのようになる。視界は遮られ、砂漠の砂のような感触の(ただし冷たい)雪が頬を打つ。雪はねでうっかり風上に放った雪が吹き戻されて全身に雪を浴びてしまう。
分厚いフリースの上にゴアテックスのマウンテンパーカを着込んで、厚手フリースの帽子をかぶらないと10分ともたないほどだ。そうだ、ここは山岳地なのだ。標高1750mの山の上なのだと思い知らされる。ここが自分のペンションの敷地ではなく、同じ標高の森林地帯だったとしたら遭難しても不思議ではない。
じっさい、過去に2度ほどペンション・サンセットの中庭で深雪にはまってにっちもさっちもいかなくなって1時間半ほど氷点下の世界に耐えたことがある。5mほど離れたところからこちらを見ているシベリアンハスキーのパル君に「ワンとほえて助けを呼んでくれ!」と叫んでも、パル君はお座りしてじっと見ているだけだ。名犬○○○○みたいに頼もしく助けを呼んできてはくれないのだった。じつにハスキーらしい行動なのだけれど・・・この役立たず!(じつはそんなところが彼の魅力でもあるのだけれど)
何とか自力ではい出ることが出来たから良いようなものの、厚い壁と二重ガラスのために庭で叫んでも家の中の人間には聞こえない状況でまさに遭難するところだった。まあ、結果としては笑い話になったけれど。
そんなこんなで、パル君は我が家の大切な家族の一員です。このブログのプロフィール画像にパル君の写真を使ったのも、彼のように生きることが出来たらいいなというぼくのあこがれからでたことです。じつに自然体の、ゆったりとしたパル君の暮らしぶりにはじつに学ぶことが多いのです。
数年前のまだ若犬時代のパル君の写真を今日は載せます。
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