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今朝もぐぐっと冷え込んで、もう何日まるで厳冬期のような寒気にさらされているのだろう。3月と2月が入れ替わってしまったような気候になっている。そんなこととは関係なく、ここ数日ほとんど寝ないで愛用のMacに帳簿の数字を打ち込んできた。
いまは会計ソフトがとても良くできているので、むかしほど大変ではなくなってきたけれど、大変なのは何かの加減で数字がおかしくなってしまった時だ。たとえば現金残高がなんとマイナスになってしまうなんてことが帳簿上で起きる。
そんなことはありえないので、どこかで数字の入力や仕分けを誤っているわけだけれど、それを見つけ出すのが大変なのだ。年中大量にこの作業を行っているなら何でもないことなのだろうけれど、なにしろ(多くの個人事業主がそうであるように)この1ヶ月ほどの間に集中してやって、次の1年の間にコツというようなものをすっかり忘れてしまうのだ。
まあ、そんなこんなで、何とか締切り時間の5時には諏訪税務署に青色申告を提出し受理された。1年で最も長い1日が終わった。めでたし、めでたし。(^_^;)
それにしても(まあ1年で最も忙しい1日だから同情する余地はあるけれど)お役人というのはどうしてこうエラソなのだろう。威張っているというのではないのだけれど、少なくともにこやかではないし、ぼくみたいに50kmもはなれた標高差1000mを下ってきた市民に、ご苦労様のひと言もないというのはどうしたことだろう。彼らには公務員という言葉の意味と、公務員の立場というものが理解できていないのではないだろうか。
べつにふつうでいいのですよ、とくべつにこにこしなくたって、丁寧な応対でなくったっていいのですよね。そこまでは期待してない。ただ、自分たちが国民に奉仕する立場の人間であり、そような仕事に携わっており、つまりは「パブリックサーバント」であるという認識を新たにして欲しいのだ。
昨年のご用納めの日の終業間近に税務署に行く用事があったのだけれど、すっかりき気がゆるんでいたのか、取りやすいところ(立場の弱い者)からいかに税金をぶったくるかという「ニュアンス」のことを笑い話にしているところを目撃してしまった。
上からああしろこうしろとこづき回される現場の人間としての「本音」が思わずでちゃったのだと思うけれど、まあ気持ちはわからないでもないけど、がっかりしましたね、はっきりいって。いまや誰もが動画録画できるデジカメや、IC録音機能つきの携帯端末を持ち歩いているご時世だから、くれぐれもお気をつけあれ。
消費税みたいに取りやすいところから取るのではなく、納めるべきところにしっかりと納めさせる、納税能力のあるところにしっかり課税するというのが正しい税務というものではないのだろうか。生きるために必要な食品にまで一律課税している現在の消費税は、世界に冠たる天下の悪法だと僕は思っている。これこそ現代日本をむしばんでいる「悪平等主義」の「誤った公平性実現」の良い例だ。これじゃあまるで「生存税」ではないか。
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