曇りのち晴れ 気温:最低 3℃/最高 9℃
朝のうちは雲の中に入って濃霧のような状態だったが、午後になるとすっきりと晴れた。陽射しが強いので気温よりもはるかに温かく感じる。これはきっと桜の開花の度合いが一気に進んだのではないか。
ということで、蓼科湖の聖光寺(しょうこうじ)に見に行った。おおお、思った通りもはや「見頃」も見頃になっていた。こういうときは Richo Caplio R5 が使い勝手がいい。スケッチブックに絵を描くように写真を撮りまくる。
それにしても、桜の花の色はたとえようもなく儚げで華やかだ。白のようなピンクのような絶妙な色合いに改めて感動する。日本人の心を打つなにかがこの花にはあるようだ。それは何なのだろう。
ヨーロッパでは夜桜の下で眠るときが触れるという言い伝えがあると聞いたことがあるけれど、じっさいに夜桜の下にたってみるとそのことが本当だと思われてくる。不思議な力、サクラのもつこの不可思議な力はいったい何なのだろう。春が巡ってくるたびに同じことを思う。
今日の聖光寺の桜はちょうどこんな具合だった。今日の3枚に写真は実際に今日撮影したものだ。ここまで開花すると、これからの進行は加速度的になる。4連休の終盤の「桜祭り」のころには咲く桜、散る桜が半々という絶妙なタイミング、最高の風情になるかも知れない。
高原の桜は都会の桜とはまた異なった風情がある。もう一度「お花見」、あるいは機会を逃してしまったヒトは今年初めての「お花見」ということで、蓼科を訪れてみてはいかが。
※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
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