晴れ 気温:最低 9℃/最高 16℃
今日もとても良いお天気でした。
完全に梅雨が明けていると思うのですが、まだ「梅雨明け宣言」が出ませんね。夕方のニュースによれば、明日あたり宣言するかも知れないとのこと。週間天気予報ではいつもいつも安易に週末の天気を雨にしてはばからないわりには、妙なところで慎重なのですよね。
用事で出たついでに奥蓼科・横谷峡(よこやきょう)のほうを廻ってきたのですが、あちらは蓼科よりさらに森がもっと鬱蒼(うっそう)としていて、「昼なお暗い」といった風情でした。が、晴れた日にはそれが「緑陰の世界」と感じられてとても美しいのです。
通りがけに観た別荘地のニッコウキスゲとレンゲツツジがほの暗い木陰に妙になまめかしく映えて心打たれるものがありました。エアコンをつけて走るよりも、窓を全開にして走った方が涼しいのでした。というか、はっきり言ってこれは「寒い」。
奥蓼科の標高(1300m〜1400m)では蝉が多く、僕が大好きなヒグラシの音も聞こえました。というか、ヒグラシの声の他は蝉の声はしないように感じたほどです。これは思わぬプレゼントでした。いいなあ、やっぱり。
ヒグラシの音(ね)がとても好きなのですが、蓼科でヒグラシを聴くことができるようになったのはつい最近のことです。これも地球温暖化による生態系の変化でしょう。もの悲しくセンチメンタルなヒグラシの声を聞くのはそれでもとても心地よいものでした。
それにしてもこの時期に9℃まで冷え込むのはめずらしいことです。最高気温が16℃というのも。いずれにしても、完全に梅雨は明けたという実感がします。空気のにおいも味も変わりましたから。これは「蓼科の夏の味」の空気です。
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静かで、きれいな景色、きれいな空気。きれいな水、新鮮な野菜と新鮮なミルク。
当地に移住して以来14年間家族は一度も病気をしたことがありません。
ここは心にも体にもとても良い土地なのだと思います。
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