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外出先から戻ると、
20年来の友人ウォン・ウィンツァンさんからうれしい暑中見舞いが届いていた。
東京、銀座シネパトスで公開中の日中合作映画「純愛」のサウンドトラックアルバムだ。正確にはサウンドトラックと言うよりは、映画監督としてのアルバムの正式公開といったほうが当たっていると思う。
もちろん実際にこの映画に使われている楽曲なのだけれど、このアルバムは単にサウンドトラックをCD化したものではなく、あるコンセプトをもって音楽面からこの映画を語るものに仕上がっている。あるいは完全に独立した音楽として聞いても独自の世界を形作っている。
早速ラウンジのハイエンドオーディオでかけてお客様にお聴かせしたのだけれど、一緒に聞いている僕のほうが突然涙があふれてきてしまって、それを隠すのが大変だった。なにがそうさせたのかは定かではないのだけれど、そのなにかがとてもうれしかったのだ。
その「なにか」が僕のこころの琴線に触れたのだった。
ここにいたるまでのウォンさんのこころの軌跡をはたから見守ってきた者として、その志に共感する者として、たとえようもなくうれしかったのだ、と思う。もちろんそれは第一義的にはこの音楽に対する感動であったわけだけれど、そのような背景もまたこの「涙」をもたらしたのだと思うのだ。
僕はいまとてもとても感動している。
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ウチの庭に咲いたワレモコウです。花言葉は「愛慕」。
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