曇り 気温:最低 - 7℃/最高 0℃
今日は風がなかったためか、比較的温暖に感じました。とはいえ気温は冒頭に記したとおりなのですが・・・まあ、山岳部の冬ですから。
ここ数日降雪がないので、景色は少しだけ雪の量が減った印象がありますが、じっさいは樹木の枝に載っていた雪が風で落ちてしまっただけなのです。
毎朝起きると、まず、ラウンジの大きなグラスエリアの向こうの巨大な蓼科山を眺めるのがわたしの習慣になっています。そしてしばし山と語り合うのです。14年も続いている朝の儀式です。
山はいつもそこにあって、わたしをみていてくれるのです。蓼科山はわたしの蓼科での14年の歳月のすべてを知っています。喜びも苦しみも哀しみも、夢も希望も幻滅も挫折も。
ある人にとってはそれは山ではなく、海であるかも知れません。たまさかわたしは縁あって「蓼科山」だったのです。
そういえば、中学や高校時代は湘南の江ノ島や鎌倉の海を観によく出かけたものです。正確に言うと、学校の帰りに小田急江ノ島線に乗って江ノ島から伊豆半島に沈む夕陽を眺めに行ったのです。
ああ、そのころから、わたしは夕陽と縁があったのですね。
※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
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昨日、東京12チャンネルの「日高リポート」という番組を観たのですが、毎年年初恒例のヘンリー・キッシンジャー博士(米国の元国務長官)へのインタビューをやっていました。この番組、とりわけこの年頭のプログラムは、じつに良くその年の見通しを正確に示してくれます。
その内容については著作権の問題もあるのでここには記しませんが、お薦めの番組です。不定期レギュラーで月に1回から2回、日曜日の夕方から放映されています。
この番組を観るたびに、もっと世界のことを知らなくてはいけない、歴史を学ばなければいけない、この歳になっても学ぶべきことは尽きないと思い知らされます。
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今年もさまざまな規模で、じつにさまざまなことが起きるのだと思います。個人的なことから、ペンション サンセットのことから、ペンション村のことから、地域のことから、国家レベルのことから、国際社会から地球そして宇宙レベルのことまで。
まさに激動の21世紀ですね。
20世紀半ばに生まれた僕らは、21世紀を平和と安寧に満ちた科学万能の夢のような世界として描きながら成長し、それを待ち望んできたように思います。人類の「叡智」は必ずやこの世界をそのような理想世界へと導くであろうと語られてきました。
しかし現実は大きく異なっていました。まあ、良くあることなのですが。
いったい、人類に「叡智」なんてものがあるのでしょうかね。
わたしには、残念ながら、無いようです。
まあ、とにかく、一歩一歩前に進むほか無いようです。
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