雪のち曇り 気温:最低 - 8℃/最高 - 4℃
予報どおり未明から雪になりました。霧雨のような風情の粉雪です。天気予報に反して止んだのは午後8時頃でした。いまはもう曇りから晴れへと向かっているようですが、ピラタスの丘は濃霧のような雪雲に覆われています。それはまるで、煙のようにむくむくとどこかから湧き出てきてあっという間にすべてを覆い尽くしてしまうのです。
氷点下の気温なのにこんなふうに湿度が高いというのも不思議なのですが、これも事実としての自然現象なのだから現実的な法則に従った現象なのでしょうね。
意外に積雪量が多くて、30センチを越えたので、日が暮れて気温が下がった頃から妻と二人で除雪作業を行いました。面積が広いのでけっこう大変でしたが、軽いパウダースノーなのでまだまだマシです。風もほとんど無かったので、除雪機で雪を飛ばすときも風に吹き戻されて頭から雪をかぶって凍り付くこともなく、3時間ほどで終了できました。これが大雪で60センチも積もると二人で8時間かかることもめずらしくありません。
ということで、風呂上がりのいまわたしはとても眠くなっています。身体も心地よい疲労感に浸っています。このような傾斜地で自重が200kgを越える除雪機を扱うのはかなりの重労働なのです。雪の下に潜む小岩を噛み込んで除雪機を壊さないように細心の注意も必要なので神経も使いますから頭も疲れる。どこの雪をどのようなルートで雪捨て場に運んで落とすかという戦略的な思考も必要ですしね。
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