暴風雪のち晴れ 気温:最低 - 2℃/最高 + 5℃
昨夜から降り始めた雪は、やがて暴風雪になったようだ。朝早く窓外を見てびっくりした。20センチはあろうかという信じられない積雪量もさることながら、雨とも雪ともつかない細かな粒子が窓を激しく打っている。まだ新芽をつけたばかりの森の樹木が右へ左へと大きく揺れている。
テレビをつけてニュースを観ると、長野以東の日本列島はまるで台風のような「春の嵐」になっていた。ここなどはそれに比べたら穏やかなものだ。ちょっと激しい吹雪程度だもの。中庭の犬舎にいるシベリアンハスキーのパル君も、犬舎の中でまどろんでいる。
それにしてもこの季節に中庭の積雪が1メートル以上もあるなんて、何年ぶりのことだろう。しかも今日の雪は水気をたっぷりと含んで重くて始末の悪い雪質だ。われわれの普段の除雪作法では太刀打ちできない。とにかく重くて、「雪はね」では除雪もままならない、除雪機では飛ばすことができない、結局スコップで除雪するしかないのかも知れない。
しかし、心配はしていない。除雪車の出動が見合わされたことを見ても、日が照ってくれば道路は短時間で乾燥路面になるという読みなのだ。僕らも同じ考えだ。道路以外の積雪も、晴れて強い陽射しが得られれば、どんどん解けてしまうことだろう。ということでピラタスの丘の住人で今日除雪作業をしている人はほとんどいなかった。
夕刻にはようやく晴れ間が見えて、美しい夕焼けとなった。
明日は晴れだ、きっと。
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