晴れ 気温:最低 - 1℃/最高 14℃
この季節独特のペイルブルーの空を背景に磨きあげた白骨のように白い白樺が絶妙なアートを感じさせます。光を求めて生存競争を勝ち抜いてきた樹木は身をくねらせるような枝振りを見せています。
この情景を僕は「美しい」と感じるのです。モンドリアンの抽象画のようなアーキテクチュアとムーブメントとリズムを見ることができるのです。そういえば子供の頃から樹木の枝振りにたとえようのない魅力を感じていたのでした。美術の教師から「何でおまえはちゃんとした絵を描かないのだ」とよく叱責されましたが、いま思えば僕が書いていたのは「抽象画」だったのです。
ピラタスの丘ではレギュラーメンバーが勢揃いした野鳥たちが恋の歌をうたっています。数日前ホトトギスもやってきて、これでウグイス、アカハラ、ホトトギスという「声のでかい美声の三巨頭」がそろい踏みです。
セキレイもすでにやってきています。オオルリ、ウソ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ヤマガラ、コガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キクイタダキ、アカゲラ、コゲラ、カケス、メジロ・・・枚挙にいとまがない野鳥の楽園となったピラタスの丘です。
いまはまだ広葉樹が葉をつけていないので、野鳥観察には最適です。隠れることにかけては天才とも言えるウグイスもきっちり見ることができます。(^^)
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