晴れのち曇り 気温:最低 11℃/最高 18℃
花の季節もそろそろ終わりかな。でも、一方ではまだコスモスが元気に咲いているし、今日の写真、秋の主役のマツムシソウだってようやく咲き始めたところなのだ。まだ・・・花が咲く季節なのだ。
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昨日真夜中に空を見上げたらね、星が見えた。カシオペアだった。他の星はまばらにその周りを囲んでいる。暗い星はほとんど見えない。まだうっすらと雲がかかっているからだ。
それにしても、ついさっきまで雨の音がしていたのに、山の天気はほんとうにわからない。頭上にある雲は一層きりだから、何層にも重なっている都市と違ってこういうことが頻繁に起こる。
雷雨はあるけれど、ゲリラ豪雨というようなものはない。
老犬パル君とピラタスの丘を散歩したのだけれど、夕方の犬の散歩のラッシュの時間でペンション村のワンコたちと会えて彼もうれしそうだった。いつも仕事が終わった深夜の散歩ばかりだからね。
僕もピラタスの丘の景色をじっくりと眺めながら、ゆっくりと歩いた。
見慣れた風景のはずなのだけれど、なんだかとても新鮮なものとして目に映るのが、とても不思議な感覚だった。妙に立体的で、リアリティがあるのだ。
べつにふだんはリアリティがないというのではなく、「ものすごくリアル」なのだ。なんて言ったらいいのだろう、普通の映画から急に3D映画に切り替わったみたいな感じ、と言うのが近いかな。
森の樹木も春からの生育期のピークを過ぎて、水分の吸い上げが減少し、秋から冬への準備にかかっているのがわかる。この季節を過ぎると木の葉はさわさわといわず、からからと風に鳴るようになる。
そんな克明な映像の中を僕はパル君と共に歩いた。ゆっくりと、ゆったりと。
どこにいたって、生きる喜びからも、生きる苦しみからも、いのちあるもの、それ故死にゆくものの哀しみからも無縁ではいられないのだけれど、自分の好きな土地で自分の好きなひとと好きなものと好きな犬とともに暮らすのが人生ではないのか。
ふとそんなことを思った。この言葉の後半はある作家の受け売りなのだけれど、ほんとうに心からそう思うのだ。
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