The Beach Boys の曲に The Warmth of The Sun というのがあるのだけれど、 それを聴くたびに 僕は ハワイのビーチの 湿った温かな砂の感触を思い出す。 オゾンホール とか 地球温暖化 が まだ仮説とされていた頃の のどかな夏の陽射しだ。 波の音を聴きながら オフショアの風に身を任せていると しだいに 自分がこの美しい惑星と 一体になっていくような 気がしたものだった。 そして それは ひとつの見方としては まさにそのとおりだったのだ。 僕は真っ青な空を見上げならがら ビーチに横たわり サーフライドの後の けだるい快感に浸っている。 沖合の白い雲は とても頑なでぴくりとも動かない さんさんと降り注ぐ光子(こうし)が 僕に命を吹き込んでいく。 この海と 太陽とがなかったならば おそらく存在しなかったであろう この僕という生命体・・・ そんなことを ふと思った。 遠い昔の想い出。 --- ●ペンション・サンセット ●蓼科高原日記 ☆たてしなラヂオ☆
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