ピラタスの丘は:曇り時々晴れ 気温:最低 + 8℃/最高 + 14℃
文字通り「名も知らぬ花」です。(^^ゞ(蓼科高原ペンション・サンセット) ※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
番(つがい)の時期が終わったわけではないだろうに、森の野鳥の声が遠のいたように感じる。ひとつにはこれまでウグイス君が夜明けを知らせてくれたのに、ホトトギス君がやってきて彼を追い払ってこのテリトリーを奪い取ってしまったことがあるかも知れない。 ウグイスの歌声に比べて、いわゆる「テッペンカケタカ!」というホトトギスの歌声は近くで聞くととても耳障りなのだ。もちろん都会の騒音とは違う。それなりに美しい歌声なのだけれど、声の質とアップテンポで反復される歌にいささか辟易することがあるのだ。カッコウも似たようなもので、森の彼方から聞こえてくる分にはいいのだけれど,間近で聞かされる歌声は「もうかんべんしてくれ」といいたくなるほど大音量なのだ。 そのために,他の野鳥の歌声が僕には聞き取りにくくなっているのかも知れない、ル(9)無くとも朝のうちは。 それにしても、今日のピラタスの森はしんと静まりかえっている。あるいは、そのような印象を受ける,と言ったほうが正確なのかもしれない。居室にいても外に出ても,自分の息づかいがはっきりと聞き取れるほどの静寂があたりを支配している。 それがこの季節、梅雨明けそして命の祭典のような高原の夏を間近に控えた亜高山帯独特の空気感なのかもしれない。夜になるとこれがさらに静かになり,真夜中から未明にかけてそれはしだいにピークを迎える。 そんな時間帯、たとえようのない静謐に満ちたこの森にあって、僕は深海の底にひとり取り残されたような気持ちになってくる。寂しくはないが、ひとりであるということを全身全霊で実感することになる。スタンドアローン(stand alone:自立)は同時にロンサム(lonesome:孤立)でもあるのだということを思い知る。 人間がひとりで生きていこうとするときの困難は、そこにある。自立しなければならないのだけれど、孤立するわけにはいかない。実際問題として、確かに、人間はひとりでは生きていけないのだから。 耳の奥でキーンという音がきこえる。他の生活音や森を吹き抜ける風の音もはっきりときこえるのに、それでもなおこの静寂の音、静寂を象徴する音がきこえるほどなにもかもが息を潜めている。もうすぐ雨が降り出すのかも知れない。 ☆たてしなラヂオ☆
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高原ドライブ=ビーナスラインドライブが最高の気分です。 車山湿原(霧ヶ峰のとなり)のレンゲツツジ大群生がまだ赤い! 霧ヶ峰のレンゲツツジ大群生もそろそろ終わり。でもまだ赤い! ビーナスラインドライブしながら 壮大なパノラマをたっぷり見ることができますが せっかくなので車を降りて その世界に浸りながら 散策することをおすすめます。 その幽玄な美しさに 夢か現(うつつ)かわからなくなりますよ きっと・・・。 思いっきり感動させてくれたレンゲツツジも いよいよ有終の美を飾ります。 取って代わるように同じ場所にニッコウキスゲの群生が咲き始めました。 今年は咲き始めが早いので 見頃は7月上旬から7月の三連休頃までになりそうです。
霧ヶ峰のニッコウキスゲ大群生の開花状況はこちら↓ http://blog.goo.ne.jp/kirigamine_vc 車山高原のニッコウキスゲの開花状況はこちら↓ http://www.kurumayama.com/new/open.htm
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