数年前に
『じっさい、人生なんて意味無いですから、少なくとも本人にとっては。』
と書いたら、意外な反響をいただきました。
「意外」という意味は、
好意的な感想が多かったということですが、
「反感」を抱いた方は
たぶん
紳士的にあえて何もおっしゃらなかったのだと理解しています。
「同意できない」とお感じになった方々に補足説明をする必要があると思います。
僕の言わんとしたことは(それなりに)ご理解いただけるように・・・。
要するに
「人生の意味というものはきわめて個人的なものだ」
ということです。
ぼくが「意義」という言葉ではなく
「意味」という言葉を使っていることに注目して下さい。
ことばを変えるならば、
きわめて個人的問題としての「人生」に対して
当事者が「根元的な意味」を見いだせるかどうか、
あるいは
「どのような意味」を与えうるのかということは、
やはりきわめて個人的な問題なのだ、
ということです。
「そもそも人生には意味なんて無いのだ」
というのもひとつの立場です。
それに耐えて生きてゆくというのも
また
「茨の道(いばらのみち)」
だと思いますから、
間違っても
ぼくは「それは違う!」
なんてことは言えない。
そもそもぼくは「この立場」なのですから、
なおさらね。
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