蓼科高原日記

4342 やわらかな大気

晴れのち曇り一時小雨　気温：最低 9℃/最高 18℃ いましばらくコスモスの写真。そのあとマツムシソウや紅葉の写真を掲載する予定です。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。 ☆☆☆ コトコトという雨音で目が醒めましたが、すでに雨は止んでいました。窓外には明るい陽光がありました。ゆったりとした秋の風が木々を揺らせています。 台風13号の影響は感じられませんが、ピラタスの丘全体が雲の中に入っています。 そんな感じの一日で、午後からは曇り、夕方一時小雨が降りました。 アシュケナージの弾くラフマニノフのピアノコンチェルト第3番がとてもよく似合う風景になりました。個人的には、リヒテルの弾く2番がもっとも好きなのですが、今日に限っていえばこの3番のほうがしっくりくるのです。 秋の大気はやわらかで、だから、とてもやわらかな音の響き方をします。 理由はわからないのですが、気のせいなどではなく、これは間違いのない事実です。 特にアコースティックな音は、秋がもっとも良い響きになります。 空気が20％も薄いせいか、ゆったりと音楽を聴いているとすぐに瞑想状態のようになってしまう今日この頃です。 --- 同じ著者が想いを語るまったく雰囲気の違うブログ「たてしなクロニクル」はこちら。↓ あの　たてしなラヂヲ　が書いています。(^^) http://ameblo.jp/tateshina-chronicle/ 雨の降る森のような静けさをもったブログ。アクセス数がこのブログの8倍あります。 --- 全館高速無線LAN完備で、ノートＰＣ持参でブログ更新も楽勝！(無料) ペンション サンセットの公式ホームページはこちらです。▼ http://www.p-sunset.com/ 公式ホームページからご宿泊予約なさりたいお客様はこちらからどうぞ▼ http://www.p-sunset.com/reserve/

4341 懐かしい季節

晴れのち曇り　気温：最低 8℃/最高 16℃ 昨夜のことを書きます。 今夜は月がきれいだ。月齢16日の満月が中天にかかっているのが見える。その明るさは、文字通り、まるで真昼のように感じられる。 月の前を遮って流れていく雲もまた、じつに秋の風情を演出している。 どこからか虫の音が聞こえる。 森の彼方から「きゅーん」というニホンジカの遠吠えが切なげに尾を引いて夜のしじまに飲み込まれていく。その背景には遠くの渓流の音がある。 秋なのだ。じつに、秋になったのだ。 森のそこここに紅葉が見られるようになった。黄色く変色する「黄葉」も見られる。 コスモスが満開だ。 マツムシソウはもうそろそろ有終の美を飾る。 里の田畑では風物詩の野焼きが始まっている。 その煙とにおいにもまた、濃密な秋の気配が宿っている。 朝晩の凛とした大気の冷たさにも、森を吹き抜ける風にも、空の色、雲のかたちにも明確な秋の存在が指し示されている。 音の聞こえ方が柔らかくなり、ひとびとは大声を出さなくなる。 そのような季節が、いま蓼科にやって来ている。 僕らの元へと。 秋、この懐かしい季節。 --- 同じ著者が想いを語るまったく雰囲気の違うブログ「たてしなクロニクル」はこちら。↓ あの　たてしなラヂヲ　が書いています。(^^) http://ameblo.jp/tateshina-chronicle/ 雨の降る森のような静けさをもったブログ。アクセス数がこのブログの8倍あります。 --- 全館高速無線LAN完備で、ノートＰＣ持参でブログ更新も楽勝！(無料) ペンション サンセットの公式ホームページはこちらです。▼ http://www.p-sunset.com/ 公式ホームページからご宿泊予約なさりたいお客様はこちらからどうぞ▼ http://www.p-sunset.com/reserve/

4340 個人的な写真（２）

晴れ　気温：最低 9℃/最高 16℃ 今日もコスモスの写真です。こちら絵を創らずに語り合っています。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。 やはり、個人的好みというか個人的偏見かもしれないけど、早朝とか夕暮れ時の光線が好きです。 日中の強い光ではこういう風には撮れないのですよね、すくなくとも、わたしの場合は。(^^ゞ だから、当然ながら、絞り開放で露出時間が長くなりますが、三脚は使いません。 三脚は苦手なんです、はい。（それから絞り開放で撮るのが好きなのです） 三脚をいじっている間に出会いのインパクトや被写体から受けたイメージが消えて、なにやら事務的な気分になってしまうのですよね。 ひとそれぞれなんですが、わたしはそういうひとなので、しょうがないと思うようになりました。 だから世の写真マイスターの方々のように上手にはなれないですよね、間違いなく。 でもね、これで満足なんです、個人的には。 心に映ったイメージを写し取り記録することはかろうじてできているからです。 --- 同じ著者が想いを語るまったく雰囲気の違うブログ「たてしなクロニクル」はこちら。↓ あの　たてしなラヂヲ　が書いてるんだよねー、これが。（笑） http://ameblo.jp/tateshina-chronicle/ 雨の降る森のような静けさをもったブログ。アクセス数がこのブログの8倍あります。 --- 全館高速無線LAN完備で、ノートＰＣ持参でブログ更新も楽勝！(無料) ペンション サンセットの公式ホームページはこちらです。▼ http://www.p-sunset.com/ 公式ホームページからご宿泊予約なさりたいお客様はこちらからどうぞ▼ http://www.p-sunset.com/reserve/

4339 個人的な写真（１）

晴れの雨　気温：最低 10℃/最高 15℃ 今日の夕暮れ時、コスモスやマツムシソウなどをデジ１眼カメラの手ぶれ補正機能を頼りに10分間ほどで50カットほど撮ってみました。 光の具合から、絵画的な写真がとれないかなと思いました。シャープネスよりコントラストより再現忠実性より、とにかくほの暗い光の中の花をイメージしてみました。 わたしは明るい写真も嫌いではない（たとえば南の島の写真などは素晴らしい世界を表現している）。 でも、基本的には、あっけらかんと明るい写真はどうも苦手なのですよねー。 昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか （ニーチェの言葉だったかな？） なーんてね、 個人的には、全体的に「暗い」写真が好きなのね。 朝夕とか逆光とか木陰とか薄暗がりとか夜とか未明とか ・・・そいういう状況で撮られた写真。 まあ所詮外道写真なので、なーんにも考えずにただ自分のイメージをしっかりと思い描きながら。いわば念写したものなので、なんの評価の対象にもならないのですけどね。 そういう意味ではきわめて個人的な写真と言うこともできます。 自己満足だけの世界。 ウケや評価は狙っていない。 これから数日にわたって載せていきたいと思います。 おつきあいいただければさいわいです。 --- 同じ著者が想いを語るまったく雰囲気の違うブログ「たてしなクロニクル」はこちら。↓ http://ameblo.jp/tateshina-chronicle/ 雨の降る森のような静けさをもったブログ。アクセス数がこのブログの8倍あります。 --- 全館高速無線LAN完備で、ノートＰＣ持参でブログ更新も楽勝！(無料) ペンション サンセットの公式ホームページはこちらです。▼ http://www.p-sunset.com/ 公式ホームページからご宿泊予約なさりたいお客様はこちらからどうぞ▼ http://www.p-sunset.com/reserve/

4338 Office アシスタントに人生相談（２-２）

晴れ　気温：最低 11℃/最高 17℃ 花開こうとしているハクサンフウロです。6月の花ですが、再掲載。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。 ☆☆☆ 　さて、昨日マイクロソフト・オフィスのOffice アシスタント（ヘルプ）のイルカ君に「人生とは何か？」と訊いてみるといい、と書いた。ぼくは訊いたことがある、とも。本当の話だ。だって、おもしろいじゃない。 　昨日の文章ではちょっとわかりにくかったので、少しだけ今日書き足しておく。こんなふうに： 問い　：『人生とは何か？」 答え　：「何について調べますか？」 選択例：「文章または封筒を印刷したが何も起こらない。」 →　対処法（答え）： ・ [プリント] ダイアログ ボックスで [ページ範囲] をクリックした場合は、 　指定したページ範囲が印刷するページに対応していることを確認してください。 ・[ファイル] メニューの [プリント] をクリックし、正しいプリンタ ドライバと 　プリンタが選択されていることを確認してください。 ・プリンタの電源がオンになっていて、コンピュータに接続されていることを 　確認してください。 　選択例を 「どんなに努力しても報われないと感じるのはなぜか？」 と置き換えてみれば、イルカ君の答えが正しく実際的であることがわかる。 →　対処法（答え）： ・[努力]ダイアログボックスで[努力の範囲]をクリックした場合は、 　指定した努力すべき範囲が実際の努力すべき範囲に対応していることを 　確認して下さい。 ・[努力]メニューの[努力する] をクリックし、正しい努力計画とそのための 　具体的手段が選択されていることを確認してください。 ・具体的手段が可能となっていて、自分の指揮・統制下にあることを確認 　してください。 ってとこかな。 　「報われる労苦」を「努力」と呼び、「報われない労苦」を「徒労」と呼ぶ。 　言い古された（？）ことかもしれないけれど。でも、ぼくは何度もこの「わな」にはまり続けている。「雨月物語」を書いた上田秋成なら、これをぼくの「性（さが）」と呼ぶのだろうなあ、たぶん。 　最後にちょっと救いのある言葉。 　思い煩う事なかれ、一日の労苦は一日にて足れり。（パンセ by パスカル） 　なーんてな。 ※出典は聖書のようですね： 明日のために思い煩うことなかれ、 明日は明日自ら己のために思い煩わん、 その日はその日の労苦にて足れり。 - マタイ6の33 - 僕も「蓼科高原日記（2004年12月20日）」の記事で引用して思いを記しています。 1ヶ月分のアーカイブだけど以下でご覧いただけます； http://www.p-sunset.com/nikki_backnumbers/nikki_93.html --- 同じ著者が想いを語るまったく雰囲気の違うブログ「たてしなクロニクル」はこちら。↓ http://ameblo.jp/tateshina-chronicle/ 雨の降る森のような静けさをもったブログ。アクセス数がこのブログの8倍あります。 --- 全館高速無線LAN完備で、ノートＰＣ持参でブログ更新も楽勝！(無料) ペンション サンセットの公式ホームページはこちらです。▼ http://www.p-sunset.com/ 公式ホームページからご宿泊予約なさりたいお客様はこちらからどうぞ▼ http://www.p-sunset.com/reserve/