晴れ 気温:最低 11℃/最高 19℃
困った。
写真無しのほうが書きやすいのね、やっぱり。
でも、それだと美しい蓼科を写真で紹介できない。
僕のつたない文章でしか蓼科の感動を伝えることが出来ない。
こんなレベルでは
そもそも伝えることなんか出来ないのかも知れない。
今日も蝉が鳴いている。
ピラタスの丘から蝉が消えたあの数日間はいったい何だったのだろう。
それにしても、こんな風な書き方が僕にはいちばん楽なのだ。
それは、ここにあるのが僕だけの内面世界だから。
心象風景を語ればいいから、とても気持ちが軽いのだ、たぶん。
ウイリアム・ジェームズが言うところの「意識の流れ」を書く
あるいはアンドレ・ブルトンの「自動筆記(オートマティスム)」
映像時代以前のアンティークなスタイル。
写真があるとそういうわけにはいかないでしょ?
どちらが良いということではなくて、基本的スタイルの問題。
文章にしたって、こんなふうに一行開けて綴っていくというのは
これまでには使わなかったスタイルじゃない?
長い間、基本的に三行をひとつの段落として四段落でひとくくり
にして書くというのが僕のスタイルだった。
多分に音楽、とりわけジャズを意識していたのかも知れない。
4小節×4小節=16小節=ワンコーラス
そんな感じ。
それだと写真の入り込む余地があったのだけれどね。
今のスタイルだと、写真を入れ込むのがとても難しい。
レイアウトとしても難しいし、写真と文章のバランスがとりにくい。
表現、なんていう大それたレベルではないけれど、
自分なりに伝えたいことにふさわしい方法論というのは模索している。
心のこもった一枚の写真と、鍛え抜かれたシャープな文章。
そんなことができたらいいのにね。
まだまだ模索中。
そのうち落ち着いてくると思う、たぶん。
それにしても未公開写真がどんどんたまってきている。
曇りのち雨 気温:最低 9℃/最高 14℃
ホームページについて考えると頭が痛いのですよん、じつのところ。1996年にホームページを開設した頃はみんな(いわゆる)クールな=かっこういいホームページを目指していたのですね。インターネットなんちゅう新しいメディア世界を前にして夢いっぱい希望いっぱいだったから米国のすてきなホームページを見て目がハートになっちゃったわけなのね。
で、その後もずうううっとクールな、それでいて見やすく親しみやすいホームページを目指してがんばってきたんだけど、最近どうやら風向きが変わったらしくて、遅ればせながらそのことに気がついたわけなのね。
ペンションのホームページの場合、見やすいとかかっこういいということなんかよりも、親しみやすい、もっといえば「泥臭い」くらいのほうがどうもお客様ウケがいいみたいなのね。ありゃりゃ〜。これは勘違いしていたかも〜!(^_^;)
じゃあ、そういうふうにしちゃおうじゃんじゃん。Windowsマシンも使い始めたことだし、あこがれのホームページビルダーも手に入れたことだし、おもいっきり泥臭いホームページをつくってみようって思うのね。ホームページってあんまりクールにつくっちゃうとどうも「上から目線」みたいに思われちゃうみたいだし〜、「しきい」が高いと見られちゃうみたいだし〜。ほんとはそんなこと全然無いんだけど。
どうせ見るなら気持ちいいデザインのほうがいいと思うんだけどなあ。ま、そういうことはお客様が決めることなので、作り手がどうのこうの言える筋合いじゃあないよね〜。どっちにしても、本来センスの良い人間じゃないから「ふつう」につくれば垢抜けない泥臭いページだけど運が良けりゃ親しみがわくようなホームページが作れるかもしんないし〜。
いまの時代「上から目線」も「高ピー」もダメダメだからね〜。
あああ〜、このブログも「高ピー」かもね〜。上から目線かもね〜。そう思われてるかもね?。やばいかもね〜。
さて、どうしたものか。なんて言いながらまだ毒はいてるし?。(-_-;)
晴れ時々曇り 気温:最低 6℃/最高 13℃
ほぼ晴れ、というのが今日の天気をうまく言い当てている。晴れてはいるようなのだけれど、雲が多く日を遮っている時間が長い。結果として、気温があまり上がらない。例年6月のこの時節はこんなに気温が低かったろうか。
さて、この3日間写真を入れずにこの日記を書いてきた。まあ、あとから入れればいいやと考えていた。お見せしたい写真はたくさんあるし、文章の雰囲気を壊さずに写真も生きるようなやり方があるだろうと思っていた。しかしこれが意外と難しいのだ。
それはたとえばラジオドラマやラジオのドキュメンタリーに写真や映像を付け加えると全く違った作品になってしまうようなものだ。もちろんこの日記は「作品」などという大それたものではないけれど、しかしそれなりに伝えたい雰囲気や想いというものがある。
それが写真をあとから入れることによって壊れてしまうのは残念なのだ。写真を入れるときは最初から写真との協調関係を維持しながら書くべきなのだろうという結論に達しつつある。ということで、きょうも写真はずうっとあとまで入れないことになるだろう、たぶん。(よい写真が見つかればもちろん挿入するけれど)
すっかりここが気に入ってしまった。ラウンジの吹き抜けの大テーブル。いまや深夜だろうが未明だろうが関係なく愛用の ThinkPad T43 とともにここで過ごすことが多くなった。気温が低いとバッテリーの持ちが悪くなるし、パフォーマンスも落ちるので電源アダプター持参だ。
明かりをダウンライトをぐっと絞って必要最低限のものにして、薄暗がりのなかで手元をPCのキーボードライトで照らしてタイプしている。この暗さが心地よい。耳の奥がきーんと鳴る静寂が至福といってよい。
あああ?、とっても快適。これが必要に迫られた結果でなく自ら望んだモバイル・コンピューティングというものだ。この ThinkPad は 14.1 インチで厚さも1インチ強だから、ラップトップというよりはモバイルの範疇に入る携帯性のよいものだ。
最初購入を予定していた新製品のダイナブックはその大きさ厚さ重さを考えるとどうみても家庭用ラップトップという位置づけで作られたものだった。そのような使い方にフォーカスして企画されたものだった。電池駆動も公称1時間しかないし。それはそれでいいのだけれど、僕は携帯性と電池駆動で4時間動くこのマシンを選択した。
将来もう1台所有するとするなら、いまのメインマシンの Power Mac G5 の後継として MacBook Pro の15インチないしは17インチモニターのものを選択するだろう。これならふだんはスタンドにたてて24インチ液晶モニターに DVI 接続してワイヤレスキーボードでデスクトップマシン的に使うこともできるし、持ち運べる Mac として今夜のように使うこともできる。
僕にとってもはや Mac も Windows も関係ない。これらは一つのものの二つの側面として僕の中に組み込まれてしまった。いま大切だと思っているのは9割方のお客様がこの Windows 環境で僕の作るホームページをごらんになっているという事実だ。
それがどのようなものかを知らずして、快適にご覧いただくことのできるホームページを作るなんてことはできないと感じるのだ、そしてそれは自分がこうして同じ環境になってみてはじめて実感できることでもある。
じっさい、Windows のノートPCでこんな風に中途半端に画面が切れてしまうなんてことは想像もしていなかったし、インターネットエクスプローラーで文字がこのようなアンバランスな大きさに変わって表示されてしまうということも想定外だった。また、ノートPCのタッチパッドの場合 の操作性を勘案してレイアウトを工夫する必要があることも学ぶことができた。
さっそく改善したので、以前よりはだいぶご覧になりやすくなっていれば幸いです。
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