晴れのち曇り 気温:最低 - 3℃/最高 6℃
けさもテラスがばりばりに凍っていた。それでも平年よりずいぶん冷え込みが緩い。いつもだったら氷点下10度まで下がることだってあるのに、せいぜい氷点下2℃〜氷点下7℃程度までしか冷え込まない。やはり地球は確実に温暖化しているのだ。
これから3日間ほどは雨の心配はなさそうなので、冬支度の仕上げにはいることにする。きょうは、先日切り倒してもらった落葉松とヤナギの巨木の処分を妻と2人で行った。適当な長さの丸太に切りさばいてくれたのだが、それでもひとりではもてないほど重い。
1本80kg以上あるのでこれはあきらかに腰に来た。それでも何とか裏に運んで、裏手の林道に続く石垣を上り下りできるように積み上げた。階段とまではいかないが、格段に通行しやすくなった。これで徒歩でピラタススキー場に行くお客様が歩きやすくなる。
それにしてもまったくここでの暮らしは力仕事ばかりだ。ペンションの仕事と、このような肉体労働と、いったいどちらが本職なのかわからなくなるほどだ。ホームページの作成管理運営にもかなりの時間を割かなければならない時代になったのでそちらの負担も大きい。
お客様の利便性と安心を考えて、今回「予約システム」のアウトソーシングをきめたが、どうなのだろう。お客様の反応がいまひとつわからない。サーバーサイドのデータベースでリアルタイムで空室管理して、料金データベースも持っていて、じっさいにお部屋が取れるかどうかが確実にわかる。また、さまざまなパターンで料金を計算して比較できる。
そのように明瞭な料金と確実な空室状況をご確認いただいた上でご予約いただける。しかも、これまでとは異なって「即時予約」だ。当方で部屋の空き状況を確認してご返信して初めて「予約完了」というのではなくて、その場で「予約完了メール」が1分から15分以内に届く。
これって、便利で安心でしょ?でも、ペンションのイメージではないのかな、そういうのって。もっとアナログの方がいいのかな。どちらもありだとおもうけど、どちらがトレンドなのかが僕にはわからないのです、いまのところ。
悩み多い日々を送っています。(^_^;)
雪のち雨 気温:最低 - 2℃/最高 3℃
パルの声で朝目覚めることが多くなった。シベリアンハスキーのパルは12歳になったばかりだけれど、信じられないほど元気で毛並みもつやつやしている。でも、若犬の頃の「我が道を行く」というかたくなさが少し弱まって、甘えることを憶えたようだ。
起き出して外を見ると雪が降り始めたところだった。これは積もりそうな降り方だと思い、あわてて外回りを点検した。ここ数日でテラスに積もった落ち葉を掃き清めた。そんなに寒くないが、雪は固く締まったパウダースノーだった。
ちょうど犬の散歩で下を通りかかったFさんが「いよいよ雪だねえ、困ったもんだ」と声をかけてくる。「うん、そうだねえ、雨よりは良いけどねえ」と応えながら、まあ冬の雪は積もってしまえば雪かき以外では嫌いではないなと思う。雪景色も極寒の季節もそれはそれでいいものだ。
ここの冬は暮らす者にとってはかなり過酷なのは間違いない。それでもここにあることの感動がそれに勝っているうちはだれも山を下りる決心をしないようだ。端的に言ってしまえば、1mも積もった雪を除雪する気力体力が無くなったら潮時だということだ。
僕はここに骨を埋めるつもりだけれど、じっさいにはどうなるか、それは神のみぞ知る。
雪はその後雨に変わってしまった。やはり温かいのかなあ。夜になると土砂降りになって、それはいまも続いている。予報では明日の昼過ぎまでこの調子でその後晴れてくるとのこと。
まだまだドライブと観光のお客様がいらっしゃるので、多少雪が降っても道路に積雪して溶けないなんてことにならないことを祈っている。幹線道路はいざとなったら融雪剤散布がされるので大丈夫だと思う。
これだけ温かければ雪が積もり始めるのは12月上旬以降だろう。今年は雪が遅そうだ。
明日は月曜日、夫婦そろって大のお気に入りの月9ドラマ「のだめカンタービレ」の放映日だ。久々に面白いドラマに出合ってとっても幸せな気分だ。そしてあらためて音楽のすばらしさに触れた想いがしている。
晴れ 気温:最低 - 6℃/最高 2℃
朝一番で諏訪インター近くのイエローハットに出向いた。手持ちのレンジローバー用16インチアルミホイールにスタッドレスタイヤを取り付けてもらうためだ。予報では明日の午後から雨になっているから、気温しだいではピラタスの丘では月曜日いっぱい雪になる可能性が高いということで、あわてて手配した。
これまではブリヂストン・ブリザック DM-Z3 を使ってきたが、総合性能第一位という評価に異論はない。とても良くできたスタッドレスタイヤだと思う。氷にも強く、真円性も高く転がり抵抗がとても低い。しかし、スタッドレスの中でも特に柔らかいタイヤなので、ディスカバリー2のような重量車では「ゆれ」というか「腰砕け感」がとても気になっていた。
サマータイヤのようには行かないのは百も承知だけれど、もうちょっとしっかりしたフィーリングがほしかった。また、グリップはベストに近いのだけれど、滑り出したあとの急激な挙動はとても怖いものがある。まあ、そのような走り方をする方が悪いのかも知れないけれど。
ということで、今回は悩んだあげく、ミシュランのラティテュード X-ICE 255/65R16 を選択した。2005年の第46週生産の刻印があるのが気になるけれど、このサイズは数が出ないので今シーズンは追加生産するかどうかわからないとのことで、妥協した。
肝心の氷上性能はじっさいに走ってみないことにはわからないので、それはまた改めて報告したい。ドライ性能に関してはたしかにしっかりとしていてハンドリングがとても素直で、走行音もとても静かだ。コーナーでよれてアンダーステアがでることもほとんど無いのが良い。とはいえ、やはりスタッドレスタイヤだとすぐわかるやわらかさはいかんともしがたい。
それにしても、いまや蓼科は「里の秋」そのものの情景だ。山麓近くの里山が美しく紅葉している。「錦秋(きんしゅう)」とはこのような景色をいうのだろうなあ。本当にきれいです。だから、麓の茅野市から蓼科高原に登ってくるルートは見目麗しく彩り豊かだ。そして山岳部では落葉松の紅葉が目を見張るばかりに美しい。
それはそうと、数日前から今度導入する「即時予約システム」の勉強とデータ打ち込みと調整に徹夜状態が続いている。同時にホームページの改善計画も進めていることもあるけれど。
今度の予約システムはアウトソーシングで契約した専門会社の運営になる安全なサーバーおよびシステムになっている。じゃらんnet と同等かそれ以上の機能を持っている。予約前にきちんとした「料金見積もり」も表示する。従って予約前にお客様は様々なプランやオプションを比較できることになる。そしてこれまでと決定的に異なるのは「予約送信」から5分以内に予約完了のメールが送信される「即時予約システム」である点だ。
12月から運用開始予定でがんばっているけれど、導入されればお客様は24時間いつでも文字通りその場で予約を完了させることが出来るようになる。僕も大いに期待しているけれど、お客様にもそのメリットを享受していただけたらいいなと思っている。
雪のち曇り 気温:最低 - 5℃/最高 4℃
昨夜半から雪が降り始めた。一面うっすらと雪化粧。外回りのライトを点けると、まるで真冬のような美しい情景が照らし出された。あわてて車のところまで行ってフロントウインドウをカバーで覆った。
風花ではなくて本格的な降り方だった。それは12月のようにずんずん積もってゆく。あああ、まだスタッドレスタイヤに交換していない、どうしよう・・・と思い悩んでいると、ふっと小止みになり、1時間ほどで完全に雪は降り止んだ。
朝になると、道路は乾燥し森に残った「淡雪(あわゆき)」も儚く蒸発して消えた。これは間違いなく冬の先駆けだ。気温もどんどん下がって、スキー場では毎日夜を徹して人工雪造りを続けている。このぶんだと、予定どおり11月23日(木)にはピラタス蓼科スノーリゾートは滑走可能になると思う。
奇妙な季節だ。里に向かって紅葉前線がまだ下りきっていない状況なのに、山ではもうスキーが出来るのだ。ピラタスロープウエイで坪庭に登ればそこはすでに積雪しているが、そこから見下ろす眺めは鮮やかな紅葉の帯なのだ。
午前中には強風が吹きすさび、体感気温は氷点下20℃以下だった。そんな中、ピラタスの丘ペンション村の仲間は森の樹木の間伐とその材木の処理を行った。小枝は燃やし、太めの枝は機械で木材チップにして花壇に撒くのだ。みんな耳や鼻やほほを真っ赤にして作業した。弁当と「焚き火」がとても美味しかった。
今日も夕焼けがとてもきれいだった。
晴れ 気温:最低 - 5℃/最高 3℃
今朝テラスを見ると、床も手すりもバリバリに凍っていた。昨日降った雨がそのまま凍結していた。じつに久しぶりに見る光景だ。道路も黒々と凍結しているのが見える。いま坂道を下るのは危険だ、といった状況にみえる。早いところスタッドレスタイヤを装着する必要がある。
午前10時すぎには陽射しがその氷を溶かしてくれた。道路も安全なコンディションに戻った。こんなことを繰り返すうちに12月にはいると雪が降り、しだいに積雪してゆく。ふと気づくと一面の銀世界になっている。シベリアンハスキーのパルが大好きな季節がもうすぐやってくる。
白樺湖、女神湖方面に行く途中、広大な落葉松の森を俯瞰できる場所がある。小さな展望台と駐車場もある。今ちょうどそこからの景色が最高の応対になっている。東山魁夷の絵画のような美しい世界がそこにある。
今夜は晴れ渡って、空には雲ひとつ無く満天に星が輝いている。じつにこころ洗われる星空だ。
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