雪のち曇り 気温:最低 - 5℃/最高 4℃
昨夜半から雪が降り始めた。一面うっすらと雪化粧。外回りのライトを点けると、まるで真冬のような美しい情景が照らし出された。あわてて車のところまで行ってフロントウインドウをカバーで覆った。
風花ではなくて本格的な降り方だった。それは12月のようにずんずん積もってゆく。あああ、まだスタッドレスタイヤに交換していない、どうしよう・・・と思い悩んでいると、ふっと小止みになり、1時間ほどで完全に雪は降り止んだ。
朝になると、道路は乾燥し森に残った「淡雪(あわゆき)」も儚く蒸発して消えた。これは間違いなく冬の先駆けだ。気温もどんどん下がって、スキー場では毎日夜を徹して人工雪造りを続けている。このぶんだと、予定どおり11月23日(木)にはピラタス蓼科スノーリゾートは滑走可能になると思う。
奇妙な季節だ。里に向かって紅葉前線がまだ下りきっていない状況なのに、山ではもうスキーが出来るのだ。ピラタスロープウエイで坪庭に登ればそこはすでに積雪しているが、そこから見下ろす眺めは鮮やかな紅葉の帯なのだ。
午前中には強風が吹きすさび、体感気温は氷点下20℃以下だった。そんな中、ピラタスの丘ペンション村の仲間は森の樹木の間伐とその材木の処理を行った。小枝は燃やし、太めの枝は機械で木材チップにして花壇に撒くのだ。みんな耳や鼻やほほを真っ赤にして作業した。弁当と「焚き火」がとても美味しかった。
今日も夕焼けがとてもきれいだった。
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