雪のち晴れ 気温:最低 - 2℃/最高 + 5℃
蓼科プール平にある蓼科郵便局に貼ってあった無藝荘(むげいそう)のポスター。写っているのはもちろん小津安二郎監督。「俗腸を洗う」という表現が光っていますね。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
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未明から雪が降り始めた。かなり水気の多い雪だ。みぞれと雪の間を行ったり来たりといった風情でそれは降り続き、午前中いっぱい降り続いたが、積もるそばから溶けて道路には積雪しなかった。いよいよ本格的な春なのだ。それも平年より温かく早い春がやってきたようだ。
春だというのにそわそわしない自分にちょっと驚く。
いよいよ50代後半に入ってしまった年齢のせいなのだろうか。
肉体的にも精神的にもまだ枯れてないのにね。
こころは20代、これは間違いない、肉体的には・・・残念ながら・・・50代かな、外見的には、うーん、よく40代に間違われるのは風格がないからかな。
いずれにしても、オレは枯れてないよ、いまのところはね。
ということで、このブログは、最近、話し好きなおじさん的というか、物書きが好きなおっさん的というか、そんな感じで書かれているわけです。
以前のように「書き散らしてやろう」と思っていますが、おもしろいかどうかはわかりません。
ペンションを始めたそもそもの理由が「お客様は神様です」というような欺瞞的(ぎまんてき)な商業主義のホテルや旅館が好きではなかったからというものだから、僕のペンションでは「お客様」を文字通り「客人」としてストレートにお迎えしています。そこに、鼻白むようなへつらいや慇懃(いんぎん)無礼な接客はありません。
遠路はるばる蓼科にお越しいただいたお客様に、心から感謝し、この一期一会の出会いに胸躍らせ、とても大切な客人としてお過ごしいただく、そのことに力を集中しています。と、まあ、大げさに言ってしまえばそのようなことなのです。
じっさいには、僕がそんな風に力んでいるとお客様も落ち着かないので、ほわーっとした雰囲気のペンション・オーナーとして僕はそこにいるだけ。うるさいことは言わないし、白々しいお愛想も言いません。ただニコニコしているだけです・・・って、バカみたいですね、それだけじゃ、ははは。
まあ雰囲気についてはホームページの「お客様の声」を読んでいただければリアルに感じ取っていただけると思いますので、ちょっとそちらをのぞいていただければさいわいです。
※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
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