晴れ 気温:最低 - 12℃/最高 - 4℃
信州には雪がたっぷりあるのだ!
右の写真の通り、雪はたっぷりある。標高が高いことと全県が山岳地という長野県ならではの地形の恩恵で、「ご覧の通り雪はたっぷりあります!ブッシュや岩の露出もゲレンデ内にはありませんっ!これも標高が高いおかげですね♪(2/26のピラタス蓼科スノーリゾートHPのコメント)」というのが本当のところなのだ。
ということを確認した上で、全国の(特にキー局)に、「信州を代表して」というとおこがましいので、個人的に抗議したい。
★★★
報道はいつもワンサイドというのはいまさらいうまでもないけど、それにしてもこの「暖冬キャンペーン」はいったい誰の差し金なのだろう。「東北ではもうスキー場が雪が無くてクローズが相次ぎ、平年より1ヶ月以上も早くゴルフ場がオープンした」というニュース。それだけで終わり。
日本全国、もうスキー場は雪が無くてクローズです、平年より1ヶ月以上も早くゴルフ場がオープンしています。
さらっと見ると、そんなふうに聞こえてしまう、このぼくでさえそうなのだ。いわんや一般の視聴者は言わずもがなだ。ああ、もうスキーシーズンは終わりかあ、と思うに違いない。重要な後ろ半分が欠落しているのだ。
信州ではたっぷりの積雪でスキーシーズンたけなわです、「春スキー」はまだ先です。
という「事実」が隠蔽されている。あるいは「意図的に報道されない」というこの状況はいったい何なのだろう。それも天下の「公共放送」であるNHKが、それをやっている。どこに報道の公平性があるのだろうか。これは「全国放送」なのだ。
一般庶民を裁判に引っ張り出してまでその出自にいまや大いなる疑義のある「視聴料」を取り立てようとしている、「あの」NHKがそのようなキャンペーンを張っているのは許せない。こんなことをやっているようでは「放送の押し売り」を生業としている「公共放送」の存在理由なんて無いじゃん。
ことかように文字通り、報道は「話半分」でしかない現実を改めて思い知らされる。あらゆるビジネス同様、報道も「結果がすべて」なのだ。そこに至るまでのプロセスは一切評価されない。最近どうもそのあたりを勘違いしている報道機関や報道関係者が多いように感じるのはぼくだけなのだろうか。
その点については、志とは関係なく、結果として、民放も「公共放送」も「自称ジャーナリスト」も変わるところがない。
※今日の写真は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て転載しています。
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