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2月27日(火)の午前2時の月です。月齢10.2、上弦の月から満月に向かう月が、漆黒の闇に浮かんでいます。いつもは群青色の空が今夜は pure black です。息を詰めて200mmで手持ち撮影したのですが、初めての経験で露出過多でしたね、月面がよく見えません。ぶれてもいるし・・・これは練習あるのみ。っていうか、三脚を使うのが常識だろうって声が聞こえるけれど。(^_^;)
いま使っているデジタルカメラは SONY の DSC-F828 というデジタルカメラです。一昨年の11月に新型(DSC-R1)が出て値下がりしたときに手に入れたものです。新発売の時の価格は16万円を越えていましたが、9万円ほどで入手できました。特徴はなんといってもカールツァイスのT*(Tスター)レンズでした。ぼくはカールツァイスのレンズの味が大好きなのです。
このカメラは、あくまでも バリオゾナー28mm-200mm/F2.0〜F2.8 を最大限に生かすためにカメラ部分を設計して取り付けたといった、カメラ付きレンズといったコンセプトのユニークなものです。なんといっても全域にわたって非常に明るいレンズであるところが、サンセット(夕暮れ)を撮影することの多いぼくには最適だったわけです。
が、しかしカメラ好きのぼくとしてはやはり昨今完成度を高めてきたデジタル1眼レフを1台は手元に置いておきたくなってきた。それと、普段どこに行くにも身につけていたいコンパクトデジカメが欲しくなってきた。この2種類のデジカメは相互補完的な役割を担うわけです。まさか1眼レフなみにでかくて重いこのカメラを首からぶらさげてゲレンデを滑走するわけにもいかないでしょ。
とは言ってもカメラ道楽できる身分ではないですから、限られた予算で工夫しなければなりません。ペンションってなにやかやで、維持するだけでも年間数百万単位のお金がかかるのですね。やれやれ・・・。まあ、好きで始めたことですからこれは「ぼやき」でも「文句」でもありませんが。どこに行ってもなにをやっても生きている限り「金が敵(かたき)の世の中」なのです、ってことについ「やれやれ」と言ってしまう、ダメな自分です。
それはそうと、色恋沙汰(?)から遙か遠ざかっているなあ、オレ。って思う昨今でありますが、だからまあ夫婦は平穏無事なわけではあるわけです。でも、いくつになっても、男だって、恋をしてみたいものなのさ。それは女性だけの専売特許ではないのだ。もちろん、恋するこころと人間としてのモラルのバランスを失ったら破滅あるのみだけど。
それにしても、バイロンの言うとおり「男の恋は生涯の一部だが、女の恋は全生涯だ。(ドン=ジュアン)」なのかもしれないけれど、いまや男性だってまったく同じなのだ。いまはむしろ男の方が全生涯をかけてひとりの女性を愛し抜くことが多いのかも知れない。男は「終わった恋を引きずる」とよく言われるけれど、それは違うのだ、その恋は永遠に終わることがない恋なのだ。女性のようにこころの倉庫にしまい込んで忘れてしまうことは出来ないのだ、男という生き物は。
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