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先日手に入れたデジタル一眼レフカメラにはとても満足しているけれど、常時身につけて行動するわけにはいかない。どうしてもコンパクトデジタルカメラが必要になってきていた。そうはいっても、メインで使用するカメラではないからコストと性能・機能とのバランスを考えながら、選択することになる。
折しも各メーカーからこの春の新機種が一斉に発売となり、旧機種の価格が下がった。価格の落ちるタイミングをねらいすまして手に入れたのが RICOH Caplio R5 (写真右)だった。一般的に選択するならば、実勢価格で1万円以上高価な CANON IXY DIGITAL 900 IS が定番というか手堅い選択だったと思う。しかし僕の使い方を考えるとこのような選択となる。
画質に関してはデジタル一眼レフの SONY α100 と比べるのはアンフェアだ。それなりに満足できる写真が撮れる。とっさに被写体をしっかりと記録することに特化した使い方をするから、アーティスティックではなくビジネスライクに写真記録装置として使用する。そのための設計思想は同クラスのデジカメの中ではもっとも進んでいるように思う。
会社の備品としての利用が多いというのもうなずける工夫があちこちに観られる。その一つひとつは他の機種でも実装しているものが多いのだけれど、使い勝手がとても良いのだ。USB2.0でパソコンと繋ぐとレンズが飛びださないかたちでカメラの電源が自動的に入り内蔵したSDメモリカードがデスクトップにマウントされる。
作業が終わってそれをアンマウントしてUSBケーブルを抜くと、自動的に電源がオフになる。また、USBポートに余計なカバーは無く、ひんぱんに使うポートとしてはむしろそのほうが面倒が無くて良い。マスストレージ規格に準拠しているので、最新のOSならばドライバ無しでもそのままでマウントできるところも良い。
ズームにしても連続ズームと、28-35-50-85-105-135-200mmと7段階に切り替わるステップズーム機能があり、後者が意外と便利なのだ。まあ製品レビューではないのでこのへんでこの話はおしまい。いずれにしても、ヒトやモノを中心に画像メモ帳として肌身離さず携帯して記録しようと思う。
ちなみにサンプル画像は Caplio R5 で撮した今朝のプライベートな朝食のサラダで、肉眼で観たままに写っているところが評価できる。蛍光灯の下、28mmマクロモードでISO125、フラッシュ発光禁止でシャッタースピードは1/30秒で手ぶれ補正ON。これだけ写ればたいしたものだと思う。
※写真をクリックすると拡大してご覧になれます。
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