曇り一時淡雪 気温:最低 - 3℃/最高 7℃
なんだかんだと野暮用をこなしていたら夕方になってしまった。西の方角を見ると今日は雲が多すぎて美しい夕暮れの写真を撮ることはちょっと無理そう。気合いを入れて待っていたのでちょっと残念。5kmはなれたゴミ収集ステーションに行くついでに、蓼科湖畔を散策して水芭蕉と座禅草の写真を撮ろうと決定。
日中陽射しが暖かなのだけれど、この時間になると以外に寒い、気温3℃、まだまだ下がる気配。走行するうちに小雪が舞ってきた。上空に雪雲はないので、雪雲にとりつかれている蓼科山や北八ケ岳から風に流されてきているのだろう。スノーフレーク、ひらひらと振る雪だ。もはや積雪しない。
6km先の蓼科湖でクルマから降り立つと、周囲はもうかなり暗くなってきている。夕暮れ時の光線が好きなので、水芭蕉や座禅草を撮るにはちょうどよい加減の薄暗さだ。さっそく、湖畔の散歩道をたどる。以前この季節に蓼科湖を歩いたのは何年前だろう。
そのときに水芭蕉も座禅草も見た記憶があるのだけれど、その場所の記憶が定かでない。う〜ん・・・。でも時計回りに(蓼科湖に向かって左方向に)数百メートル歩いたところで水芭蕉の群生地を見つけた、標識もきちんと立っている。で、写したのが今日の1枚目の写真。
暗くなっちゃって座禅草は見つけられなかった。雪があるうちは雪の中から、この季節には枯れ葉の中からぬっと出ているから、きっと見過ごしてしまったのだろう。明日もう一度トライしてみるつもり。今回は Richo Caplio R5 の200mm端(フラッシュ発行禁止)で撮影したけれど、次回はデジ1眼できっちりマクロで撮ろう。それにしても昨今の手ブレ補正機能はありがたい。
改めて思ったのは、蓼科湖って記憶していたよりもずっと大きな湖だということ。湖畔の散歩道を一周すると早足で20分、散歩ペースだと30分はかかる。まあ、エクササイズなら速足、散歩ならもっとずうっとゆっくりでいい。どちらもすこぶる快適な空気、爽快な風景が楽しめるはず。
フィールドで被写体を探しながら写真を撮るというのはけっこうなエクササイズであることを今日初めて知った。まあ、僕が年をとったせいかもしれないけど。30代〜40代の頃ならこんな距離、へでもなかったものね。いずれにしても、左の写真を撮ったときには写真で見るとおりの暗さになっていた。でも、暮れなずむ風景が好きなのです、個人的には。アフターダークではなくビフォアダークが。
※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
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