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//www.p-sunset.com/blog/images/R0010447B-thumb.jpg" width="235" height="150" alt="" />新緑の木陰を思いがけずひんやりとした風が吹き抜ける。芽吹いたばかりの透明なグリーンの木の葉の透過光、そして反射光。光は緑色に照り返している。森からはじつにさまざまな野鳥の声がする。日中も歌い続ける鳥もいれば、未明から早朝と夕暮れ間際だけ歌う鳥もいる。
とりわけ未明から夜明けはありとあらゆる野鳥が歌い出すコンサートのようだ。それは良くできたオペラハウスのように彼らの美声を心地よく反響させて、目を閉じればこの世のものとは思えない音楽空間へと僕らを引き込んでいく。
僕の手元に Windows XP Professinal SP2 を走らせるノートPCがやってきてから半月あまり、僕は毎日のように未明から夜明けを徹夜の末に迎える状況が続いた。それはお客様がいらっしゃるときも同様だった。まあ、パンを焼く仕事もあるから、夏休みなども同じような生活サイクルになるのだけれど。
新しもの好きだから、Windows の研究にはまりこんでしまったのかも知れない。初めてのノート型パソコンだから、その利用形態の自由さに魅入られてしまったのかも知れない。なによりも、メジャーなパソコンOSならではの Mac とは比較にならないほどの数多くのアプリケーションの試用版で遊ぶことを憶えてしまったせいかもしれない。
いちばんはまったのは皮肉なことにアンチウイルスソフトとファイアーウォールそしてそれらを統合したインターネット・セキュリティーと呼ばれるソフトウエアたちだった。およそ名の知れたトップ5のソフトは試用版を実際にインストールしてじっくりと研究したことになる。
その結果いま使っているのが、キャノンの関連会社が取り扱っている NOD32 といういささかSF的なネーミングのアンチウイルスソフトと同社が取り扱う OUTOPOST Personal Firewall Pro だ。なにしろ他のソフトに比べて圧倒的に動作が軽く速いのが良い。
そのぶんユーザーインターフェイスは必要最低限でかなり素っ気ない。そういう意味ではコントロールパネルでいろいろ学んだり試してみたり美しいアニメーションが目を楽しませてくれるという楽しみはない。
本来の仕事で使う前にセキュリティー対策の本格的学習と、マシンメインテナンスで忙殺された半月だった。いまようやく、一安心できるところまで理解が進み、扱いに習熟したと言えるかも知れない。
ということで、つぎはホームページの制作更新と、業務に必須のメールの管理を2台のマシンで(それも Mac と Windows が混在する館内ネットワークで)どのようにセキュリティーをキープしつつ共有するかの研究にはいることになる。
まあ、学ぶことはよいことなのだけれど、クロスプラットフォームでのPC活用はいささか「疲れちゃった状態」ではあります。Windows XP の神経質なところ、というかわりと簡単にファイルが壊れるところとか、頻繁に再起動してやったほうが機嫌が良いところなんか8年ほど前の Mac OS 8 みたいでとても懐かしい気持ちになる。
Mac OS X 特に10.4以降になってからは1ヶ月やそこら再起動なしでもへこたれないから。それにアプリケーションを10以上立ち上げっぱなしでも動作が遅くなったりしないもんね。そのあたり、Vista では劇的改善を見ているのだろうか、アップグレードに大いに興味があるんですよね。
※写真をクリックすると拡大されますので是非大きな画像でじっくり鑑賞してください。
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