晴れのち曇り 気温:最低 11℃/最高 19℃
ジャーマンアイリスが咲き、アヤメが咲いた。ピラタスの丘はすでに梅雨のピークを過ぎたかのように見える。これが本来の蓼科の季節感なのだけれど、まだ油断はできない、昨年のような長梅雨にならなければよいのだけれど。
一方で雨不足で飲料水生活用水が極度に不足している地方もあると聞くと、どう考えても貯水ダムの建設場所の選択を誤ったとしか思えないのだ。それとも気候が変わって、ダム周辺の降水量が激変したのだろうか。主権者たるわれら国民が知らない、知らされていないことが多すぎるようにも思う。
今日は朝のうちは初夏を思わせる強い日差しが照りつけて、すこしだけ青さを増した新緑を輝かせた。吹き抜ける風に揺れる新緑の森は夏の大海原のきらめきを感じさせる。最高の季節だ、じつにいまこそ最高の季節だ。
もうすぐ高原の花が一斉に咲きそろう季節になる。高原の夏は8月ではなく、7月なのだ。百花繚乱の、文字通り百花繚乱の季節がやってくる。いのちあふれる蓼科の夏がやってくる。有名なニッコウキスゲの群生地はここからクルマで20分ほどの車山?霧ヶ峰のビーナスライン沿道の山の斜面にあり、そのすべてを透き通った黄色で美しく染め上げる。
今年は花暦が一週間から二週間遅れているので、満開の見頃がいつになるかはまだ確定できない。7月14日(土)頃には咲いていると思われるけれど、いわゆる「満開」はその一週間後になるかもしれない。しかし高原の花のピークは、じつは7月14日からの連休のあたりなのだ。
7月は百花繚乱の季節、いつお越しになってもがっかりなさることはないと思う。特に蓼科高原バラクライングリッシュガーデンはすでに百花繚乱になっている。一年でもっとも多くの花が咲き乱れる最高の季節を迎えている。是非訪れることをおすすめする。
→蓼科高原バラクライングリッシュガーデンHP
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