曇りのち晴れ 気温:最低 10℃/最高 18℃
朝のうち雨が残りましたが、午後からきれいに晴れました。天気予報は12時間前にならないとまったくあてにならないようです。山岳地ですから、気象予報は困難を極めるのでしょう。それでも大きな動きで天気の移り変わりを捉えるならば、おおむね上り坂なのか下り坂なのかということはわかります。
今週末に向けて天候は緩い上り坂です。土日は雨はなさそうです。
今朝は初めて間近に聞くめずらしい歌声の野鳥が庭にやってきました。その美声にしばし聞き惚れているとシベリアンハスキーのパル君はそんな私を見ていぶかしげな顔をしていましたっけ。森を散歩しているときに聞いたことのある歌声なのですがにわかに名前が出来ません。クロツグミ・・・かな?
ペンション・サンセットの駐車場の白樺の巨木の根元のスペースに毎年咲くニッコウキスゲが数株、大きなつぼみをつけています。あと数日で大きな黄色い花が咲きそうです。昨年はきれいに咲いたと思ったら翌朝には鹿に食べられてしまいました。鹿の大好物だそうです。
今年はそうならないように、害獣よけのネットで守ってやることにしました。山を下りてホームセンターに行ったのですが、この手のネットはじつに様々なものがあってこれが意外に値が張るのです。犬猫よけから野鳥やカラス除け用、もっと大きな害獣除け、風除け、日光除け、霜よけとどれも高価な資材です。
農家の方はこういう資材を大量に使わざるを得ないわけですからその負担は大変なものでしょう。改めて農家の大変さに思いをはせました。いまの世の中、お金さえあれば何でも手に入る豊かな社会のようですが、こうして野菜や穀物を作る人々がもし居なくなったらいくらお金があったって豊かな暮らしはできないわけですよね。
ものを作る人がいなくなったら、お金を集めたりお金を増やすゲームに奔走している人たちも生活が立ちゆかなくなるのです。いわゆる知的労働(知識集約型産業)の方が肉体労働(労働集約型産業)よりも遙かに高給取りなのはどうも納得がいかないのですよね。
まあ、納得いかないことだらけなのが現実の社会というものなのでしょう。それをいかにみんなが納得のいく社会にしていけるかが永遠の課題なのかもしれません。そういう意味で我々は神様に試されているのかもしれません。
「労働の質」っていったい何なんでしょうね。頭の悪い僕には良くわからないのです。
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