晴れ 気温:最低 11℃/最高 20℃
蓼科でここまでの蝉時雨(せみしぐれ)を聞くことがあるなどとは、これまで想像すらしなかった。
蓼科の夏は真昼でも風が気持ちよいので、この夏は窓全開、ふたつあるサンルーフ全開でランドローバー・ディスカバリー2を走らせている。
爽快な風を受けながら蝉時雨を聞く。
風のにおいがまたいい。
陽射しはまだ真っ白で強烈なのだけれど、少しずつ力を減じてきているのがわかる。
真夏の熱狂、盛夏の祭典、そう、「お盆休み」が終わった。
我が日本国はいつもどおりの日本国に戻る。
なにごともなかったかのように。
お盆休みや土日祭日にはあの迷惑メール=スパムメールも数が減る。
英文や中国語のスパムメールも減るから・・・
ということは、やつらは日本人で、下請け仕事をしているってことか。
はは・・・は。(^_^;)
奇妙な季節感。
お盆明けにますます「夏らしい夏」になってきた。
湿度はどんどん下がって30%台だし、風はさらさらと心地よく冷たくて、
木陰にガダバウトチェアを持ち出してまったりと腰掛けていると、
まるで新緑の初夏の頃のような至福の時間が流れる。
この心地よさは、じっさいにここで体験しないことにはわからない。
日もとっぷりと暮れたというのに、耳の奥ではいまだに蝉時雨。
これも「残像」の一種なのだ、たぶん。
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