晴れ 気温:最低 10℃/最高 20℃
最低気温10℃の真夏日
ピラタスの丘の真夏の最高気温は18℃〜24℃、最低気温は8℃〜14℃。今日の気温は表題の通りだった。われわれにとっては「夏日」と言って良い。陽射しを「暑く」感じた。車に乗り込むとヒーターではなくクーラーが入った。
さすがにペンション・サンセットの周辺では蝉の声は聞かれなくなってきた。しかし早朝にはまだここに生息している野鳥の元気な声を聞くことが出来る。雛の巣立ちが終わったいまでは、春から夏のようなにぎやかな大合唱を聴くことはかなわない。
でも、静かになった分(もともと信じられないほど静かなんだけど)、「風の音」を聴くことが出来るし「雨の音」を聴くことも出来る。春と同じぐらいくっきりとそれらの妙なる調べを聞き取ることが出来る。春よりも音が柔らかくなった。これは蓼科の秋の特徴のひとつだ。
朝晩は場合によっては暖房を入れるくらいだから、お越しになるときにはロングパンツと、半袖のシャツの上にはおるための厚手のトレーナーや薄手のフリースが絶対に必要だ。寒がりのひとなら、冬のスキー用のフリースでちょうど良い。
なかなか信じてもらえないのだけれど、これは本当のことなのだ。
ゆったりまったり雲の上
というのが、僕が考えあぐねた末にたどり着いた「僕のペンション」の「キャッチコピー」だ。ひとむかしまえなら「売り」とか「ツボ」とか「モットー」なんて言ったかも知れない。膨大なお客様からの感想を読み返させていただいて、ふっと感じたのがこの「感覚」だった。
広告コピーとしてはだめ出しするね、問題外だ、たぶん。
でも、ペンション・オーナーの言葉としてならOKかもしれない。
もちろん活動的な旅でよいのだけれど、僕のペンションにいる間は是非「ゆったりまったり」と旅の疲れやある種の緊張や興奮から心と体を解放していただきたいと思うのだ。「休息の極致から最大パワーの活動へ」というのが古代インドの叡智の教えるところだしね。
具体的に言えば、瞑想による超越状態から活動にはいるとき最大限の幾何級数的活動が可能になると言うことだ。まあ、小難しいことはとにかく、最大の収穫を得るには休息と活動のバランスが大切だと言うことなのだ。
お客様に「ゆったりまったり」していただくために、ぼくらは「じたばた」しますけど、もしそれが目にとまったとしても、どうぞお気になさらずに見なかったことにしてください。(^^ゞ
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