晴れ 気温:最低 3℃/最高 13℃
標高1800mに近い「空に最も近いペンション村」である「ピラタスの丘ペンション村」でも紅葉がすすんでいます。白樺は黄葉してすでに落葉を始めています。一陣の風にはらはらと舞い落ちるその情景はなにか懐かしく心を打つものがあります。
そして、森全体が黄色みを増し、散見されるばかりだった真っ赤な紅葉もその範囲をどんどん広げています。
誤解の無いように言うなら、蓼科の紅葉は日光のような一面が真っ赤になるものではなく、自然原生林ならではの赤・黄・緑のおりなすタペストリーのような紅葉になります。
日光のような紅葉も目を見張るものがありますが、このタペストリーあるいは錦絵(にしきえ)の「錦秋(きんしゅう)」の風景もじつに感動的です。僕はどちらも同じように愛しています。
ペンション・サンセットの周辺もかなり紅葉がすすんで、紅葉(モミジ)も半分ほど赤くなっていますからあと数日で真っ赤になるでしょう。
繰り返しになりますが、蓼科の紅葉は山全体が真っ赤になるのではなく、さまざまな樹木の色がおり混ざって「タペストリー」を織りなし、絶妙な風景を見せてくれるのです。その美しさはじっさいに目の当たりにして見たひとでなければわからないと思います。
今週末、ピラタスの丘を訪れて散策してみれば、そのことが実感できることと思います。
平野部、都市部のお客様の体感気温からすると、当地は「とても寒い」と感じられることは間違いないので、真冬用のもこもこのダウンパーカやフリースを必ずご持参下さい。活動範囲がぐんと広がりますし、なりよりも快適にこの秋の風情を堪能できますよ。
それから履き物はできることならハイキングシューズがおすすめです。当館からクルマ40分の標高2100mの原生林の中の神秘の湖「白駒池」がいま紅葉の見頃を迎えていて、そこに行くにはどうしてもハイキングシューズが必要だからです。最低限、汚れてもいいような運動靴に履き替えないとどろどろになってしまうかも知れません。
今週末は「白駒池」をぜひ観光ルートに加えて下さい。
こちらにペンション仲間の実体験リポートがありますので参考にして下さい。
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