晴れ 気温:最低 -3℃/最高 6℃
今朝はかなり冷え込んでテラスに降りた夜露が薄氷になっていました。秋も深まりました。気温だけ観ると「真冬じゃん」と思われるかもしれないけれど、ここの真冬は氷点下20℃の世界ですから?。
ということで、テラスから眺める景色は秋そのものです。蓼科の紅葉の季節独特の「錦秋(きんしゅう)です。赤、黄、緑の織りなすタペストリー(つづれおり)になっています。うちのシンボルツリーの白樺の木もすっかり葉を落として、周囲のミズナラやコナラも落葉を終えようとしています。
落葉松も褐色に紅葉して落葉が始まりました。
でも、それはこのあたりだけのことで、100mほど標高が低いところに下れば、そこは紅葉の真っ盛りなのです。蓼科高原、とりわけビーナスラインからの眺めは極彩色の紅葉の世界になっています。
その一方で、隣接するピラタス蓼科スノーリゾート(スキー場)は12月1日(土)にオープン予定です。初滑りには最適の立地と、初滑りとは思えないほどの雪質の良さがウリです。僕らもそろそろスタッドレスタイヤに履き替える準備をしておかなくてはいけませんね。
スタッドレスタイヤでなければダメになるのは平年なら12月に入ってからになるのですが、深夜早朝の万一の路面凍結に備えて僕らは早めにスタッドレスタイヤに履き替えるのです。そのような時間帯に走らないのならば、まだ雪や氷の心配はありません。乾燥路面ですから。
いずれにしても天候や気温に注意深くあれば、スリップ事故に遭う確率は格段に低くなります。まあ、個人的な経験では日中走っている限りは11月にスリップ事故に遭うことはありません。異例の天候で路面に雪でも積もればそれは別の話ですけれど。
ビーナスラインに積雪が見られるのは近年の暖冬化でずいぶん遅くなってきました。しかし12月に入たら、一時的に積もってすぐ蒸発してしまう淡雪であるにせよ、積もっているところはやっぱり滑るので、先に進むのをやめてすぐに引き返すのが鉄則です。そうすれば積雪のない区間に戻ることができます。
というようなわけで、蓼科高原はまだまだ「紅葉の秋」が続いています。平年に比べると気温も高めで快適です。ビーナスラインも国道299号線も日中走る限りは雪などの心配もなくすこぶる安全に走行できます。ドライブには最適な気候がまだ続いています。
見どころは299号線を上った「横谷観音展望台」からの紅葉の横谷渓谷と滝の美しい景色です。蓼科湖のソメイヨシノの真っ赤な紅葉も、平野部ではまず見られないもので、これには感激すると思います。なにしろ400本以上の桜の木が真っ赤な紅葉になっているのですから。
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