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今日の写真は、ピラタスの丘ペンション村の中をビーナスラインに向かって下っていくと拓ける、蓼科山を望む展望です。広葉樹の紅葉は終わり、いまは落葉松の紅葉と常緑針葉樹の緑がきれいなコントラストを見せています。
この写真を撮っているときたまたま通りかかった別荘住まいの方に、「優雅ですねえ〜」といわれてしまった。その様に写ったことはうれしくもあり、同時に「これも仕事じゃい!」といいたい気持ちとが交錯したしだいです。
うれしく思った理由は、実際は寸暇を惜しんである意味「あせあせと」写真を撮っていたのにそれが「優雅に」みてもらえたということです。その様に演技した効果があったということですね。そうじゃないのね、と思ったのは、HPやブログの更新のためにはいまや最新の写真がなければどうしようもないので、今年からは「ノルマ」を課して写真を撮っているということがあります。
じっさいに、「百聞は一見にしかず」なのです、やっぱり。写真をご覧いただいても「実際にここで生で見ないことには」やはり「一見にしかず」なのですが・・・。
まあずぼらな僕のことですから、こうして「ノルマ」でも課さないことには、腰が重くてデジタル1眼レフをかかえて歩き回って写真を撮りまくるなんてことにはならないから、これはこれで正解だったのではないかと思っています。
レンズフードを装着しっぱなしにして、レンズ保護フィルターをつけて、レンズキャップを外した状態で小型のカメラバッグに乾燥剤と一緒に入れてどこに行くときでも持ち歩いています。ボディーは(初心者なもので)SONY の α100 で、レンズは SONY の 18mm〜200mm(35mmカメラ換算で28mm〜300mm)のズームレンズです。操作性の良さと写りのニュアンスがもっとも自分好みだったのでこれに決めました。
「パシャ、パッタン」という独特の(?)シャッター音と(ガラスペンタプリズム型ではない)ルーフミラー型のファインダーは気に入らないのですが、コストパフォーマンスという点では使い勝手に充分満足しています。発売後しばらくたって価格がお手頃になったら今度出た中級者向けの α700 へのアップグレードも夢見ていますが、まだまだ腕前の方が中級者にはほど遠いもので、「猫に小判」かもしれないな〜。
シャッター音はキャノン系が好きで、ファインダーはニコン系が好き!絵作りはキャノンがうまいと思うけど、味わい深いのはニコンかな。でも見たまんまという印象で判断すると色調はソニーが好きなのですね。
ということで僕は「へぼ」です。腕前を競えるような「写真愛好家」の方々の足下にもおよばないと言うかそもそも次元が違うというか・・・。光学機器としてのカメラはとても好きだし、写真を撮るのも嫌いじゃないけれど、カメラも写真も(厳密な意味では)僕の「趣味」ではないことに気づきます。
いまの僕にとっては写真は情報発信の手段なのです。伝えたいことがあるから写真という手段、文章という手段、ブログやホームページというシステムやインターネットというメディアを使うのです。
そんなことで、これからもへたくそな写真と文章が続きますが、なにとぞ寛容な心で見てやって下さいまし。
※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
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