晴れのち小雪 気温:最低 - 5℃/最高 - 1℃
一日中氷点下の日が続いています。つまり、最高気温も最低気温もずうっと氷点下ということです、あたりまえですが・・・。改めて思うのだけれど、これはすごいことです。でも、「う?、さぶい?!」と思わず叫んでしまうのは最初の数日だけで、すぐになれてしまうところが人間の適応能力のすごいところです。
僕の愛車はいわゆる四駆(4WD)で重さが2.5トンもある。したがって車輪も大きく重くて、ひとつが50kg以上あるので、これを付け替えるのはものすごい力仕事になります。数年前まではがんばって自分でスタッドレスタイヤに付け替えたりその反対に夏用タイヤに付け替えたりしていたのですが、もはやこれまで。
寄る年波には逆らえず、今年からカーショップにお願いすることにしました。オレも「じいさん」になったか?。
それにしても、庭の奥にある納屋から駐車場のクルマの所まで坂道を4本の大きく重いタイヤを転がして運ぶのがまた重労働なのですね。ははは・・・はぁはぁはあ・・・。なんと言ってもここは空気が薄いし(20%も薄いのよん)、あっという間に酸欠状態になってしまうのです。
ということで重い腰を上げて何とかクルマに車輪を4本積み込んで、カーショップに行ったのですが、これが大混雑だった。山住まいの人たちがここ数日降った雪に驚いてあわてて殺到したわけですね、僕みたいに。街の人はまだまだ先のこととおっとりしたものですが、山のひとにとっては大問題なのでこういうことになる訳です。
街と山とでは標高差が1000mもあるんだもんね。信じられないでしょ?山から街に降りて買い物を済ませて戻るとそれだけで走行距離は100km?150kmにもなるのです。そういう世界に僕らは暮らしています。地元の人たちがあきれかえるのも無理はないのかもしれませんね。
さて、カーショップでは屈強の若者が4人がかりで4トンジャッキをつかって、まるでF1のピットイン作業みたいにあっという間に車輪を付け替えてくれました。それでも4人がかりで20分かかりましたから、これを一人でやっていた頃に僕が2時間以上かかっていたのはまあ仕事量に対しては妥当な所要時間だったということを確認できました。
年2回の大仕事を終えてほっとしたところです。これでいつ大雪が降っても大丈夫。
ピラタスの丘では落葉樹はおおかた葉を落として、ずいぶん見通しが良くなりました。まるで年末の大掃除のあとみたいにすがすがしい景色です。今年初めて気がついたのですが、落葉松はぶぁ?っというかんじでかなりの勢いで落葉するのですが、全体の8割ほどを落とすと急に落葉のスピードが落ちるようなのです。
だから落葉松はまだ落葉を終えていません。その姿もまたとても美しいものです。
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