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きのう、Windows より Mac の方が好きだと書いたが、その言葉に嘘はない。ハード、ソフトともにこの12年間大きなトラブルや訳のわからないトラブルに見舞われたことは皆無だし、したがってサポートのお世話になったこともなければ、修理に出したこともない。
まあ、Windows のパワーユーザーだって同じような感じで使っておられると思うのだけれど、道具は正しく使えばそうそうトラブルになったりはしないものだ。
それはさておき、ノート型パソコンに関する限り僕は Apple の MacBook Pro や MacBook よりも ThinkPad の方が好きなのだ、とても不思議なことだけれど。OS やデザインの好み以上にハードウエアとしての ThinkPad が好き、ということだ。
ThinkPad よりも高性能なノート型パソコンは多々あると思うけれど、ThinkPad 以上に高品質・高耐久性を持ちさらにメインテナンス性の高いノート型パソコンはそんなに多くはないと思う。まあ、個人的な好みに基づく見解に過ぎないわけだけれど。
☆☆☆
どんよりとした分厚い雲が世界を灰色に変えてしまった。秋が終わり、まだ冬でもない、そんな暫定的な空白とでも言うべき季節があと数日続く。いま目の前にたなびく灰色の雲が黒々とした雪雲となり、本格的な積雪の先駆けとしてひとひらの雪が地表に舞い降りた瞬間、今年の冬が始まるのだ。
森では小動物たちが積雪までの残り少ない時間を必死になって食糧の備蓄に費やしている。すっかり葉を落とした森の中はとても無防備だ。それを狙って上空高く猛禽類が飛翔している。文字通り「命がけ」の仕事なのだ、それは僕の仕事も、また(現代社会では)あらゆる仕事がそうであるように。
そんな物思いにふけりながら森を眺めていると、「雪が降りそうだから、ウッドデッキ用のサンダルをしまうわよ」という妻の声がする。「いや、いい。雪は降らない。」と僕はすぐに答える。どうしてかはわからないが、僕にはわかるのだ、きょうは雪は降らない、と。それは揺るぎない確信だ。
雲を見ていればそんなことはすぐにわかるのだ。
ところで僕は一年中空と雲を見ている。だから、こんなことが言えるのだけれど。
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