雪のち曇り 気温:最低 - 8℃/最高 - 4℃
自分のペンションを「お店」と呼ぶペンション経営者が増えているようです。これは最近の傾向だと思います。たしかにペンションも「商売」であり「ビジネス」であるわけですから、間違っていませんよね。むしろそれだけ「プロ」に徹して経営しているということだと思います。
じっさいに、その様なひとには優秀な経営者、事業家が多く、尊敬と敬意をもって周囲の人々に見られています。経営者としての私はそのようなひとにあこがれてもいます。紛れもなく彼らは「成功者」なのですから。
しかし、私は自分のペンションを「お店」と呼んだこともなければ、そのように思ったこともないのです。誰よりも「プロ」であろうと努力する一方で、本当に「プロ」になってしまうことを避けてきたように思います。
なぜなら、ペンション・オーナーは「ペンションのプロフェッショナル」であるべきですが、「宿泊業のプロフェッショナル」になってしまってはそれはもう本来の「ペンション」ではないという想いがあるからなのです。
ペンションの持ち味はその「プロ」になりきっていない部分にこそあると考えてきました。プロ並みのサービスを提供する能力を持った「アマチュア」であるべきだ、というのが私なりに考え抜いた結論です。
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それはそうと、今日は終日気温が上がらず、まるで2月のような天気でした。未明からふたたび雪になり夜まで降り続きました。どか雪はないので積雪量はさほどではないですが、現在ピラタスの丘の積雪量は10センチほどになっています。
景色もすっかり雪景色に変わりました。
山ではもうどこにも秋の気配はありません。
里ではまだ秋の紅葉が見られるのですが・・・。
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