雪 気温:最低 - 8℃/最高 - 1℃
さて、昨日や一昨日みたいなことを書くと「どん引き」されるというのが「いま」の世相なのだろうか。「いま」という時代の「空気」なのだろうか。アクセス解析からはこれと言った変化は見られないのだけれど、不思議なもので11年もウェブマスターをやっているとそのあたりの感触が伝わってくるものなのだ。
だから今日は話題を変える。
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今日は朝から雪が降っています。水気の多いパウダースノーですが、結晶がしっかりしていて、スキー、スノーボードには最適の滑走性の良い雪になっています。一時は本降りになって5センチ以上積雪が上乗せになりました。
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それはそうと原油高騰は天井知らずですね。
ヘッジファンドなどの投機筋が先物価格をつり上げているのは報道の通りで明確です。しかもその資金の多くがオイルマネーだと推測されるのですからこれは展望は暗い。原油高騰によって増大した資金をさらに先物に投資して原油価格をつり上げ、それによって得た莫大な利益をふたたび原油先物市場に投資する。
これは物理的世界では不可能な無限ループではないですか。
発展途上だった国々のここのところの急速な工業化による需要増大というのは事実だけれど、その要因は原油価格の50%程度にしかならない。これは報道による目くらましとしか思えない。
ガソリン税など石油諸税を2倍取るという「暫定税率」は来年3月で失効する。30年間も続く「暫定」なんてありえないじゃないの。本来の姿に戻せば原油高騰による庶民の生活圧迫はとりのぞかれるのだ。
税源問題?そんなものは官僚機構の「隠し金」あるいは「埋蔵金」である「特別会計予算」を当てれば良いだけじゃないの。それができないのは政治家の怠慢だ。いまや官僚機構を統制できなくなっている政府のだらしなさには唖然とする。
新自由主義もグローバリズムも目くらましに過ぎない。要するに「汎アメリカ主義」なのだ。ちっとも「新しく」もなければ「自由」でもない。「世界的」なムーブメントでもなければ、「民主的」ですらない。それは単純に覇権主義であり、もうちょっと旧い表現を借りるならば、要するに「帝国主義」なのだ。
21世紀の世界はわれわれの予想と希望に反して、まるで19世紀のような様相を呈してきている。
覇権主義と拝金主義が民族主義を利用して戦争を起こし、民衆を不幸にする。
いったい、人類に「叡智」なんてものがあるのだろうか。
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