晴れ 気温:最低 - 8℃/最高 - 6℃
今朝、ようやく雪が止んで晴れました。とても細かなパウダースノーです。スキー、スノーボードには最高の雪質です。ピラタスの丘の雪は「降り込められる」という印象が無く、それはおそらく眺望がものすごく良いという立地から来ているのだと思うのですが、そうした意味では冬という厳しい季節すら心から楽しむことができます。
それでも除雪作業はけっこうな重労働であることに変わりはなく、きょうも妻と二人で3時間半ほどかけてようやく終了しました。じつにしんどいです。それでも、手を休めてときおり見上げる空の色や、真っ白に冠雪した山を眺めるたびに、ある種のいのちの喜びを感じるのもまた事実なのです。
作業の間も、自分が踏む雪の音と除雪作業の音のほかは、吹き抜ける風や樹木の枝から落ちる粉雪の音以外には何も聞こえません。いつも感じるのですが、ここでの除雪作業はある種の「行(ぎょう)」を思わせます。ときには「瞑想的」ですらあるのです。
そんなこともあって、初冬には「いやだな〜」と思う冬も、この季節になると「一年で最高の季節」と思えるようになってくるから不思議なものです。凛として過酷なこの季節がとても愛おしくなってきます。
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