晴れのち雪 気温:最低 - 14℃/最高 - 4℃
2日間降り続いた雪は、昨夜半以降は強風をともなって吹雪になりました。こうなると、実際の気温は氷点下14℃でも、体感温度は氷点下25℃以下に下がります。あちこちに雪の吹きだまりができ、それが強風で再び空に舞い上がり砂を浴びせかけるように地表にたたきつけられます。
シベリアンハスキーのパルの犬舎の中にも吹きだまりができていますが、文字通り「全然寒くないもんね、快適〜!」てな具合で、文字通り涼しい顔をしています。やっぱり、ハスキーは「すごい犬」です。モーレツ「天然」だし・・・なんてところも含めてね。野生のキツネが犬舎をのぞき込んでも気づかないで爆睡しているんだから!(笑)
それにしても、どんなに良い雪でも、どんなに美しい雪景色でも、ついてまわるのは「除雪」です。こんなふうにまる二日間降り続けると、ほんとうに「除雪・除雪・除雪」って感じです。朝から晩まで除雪作業しているみたいな感じ、というかそのとおりなのですが・・・。
で、今日もそうだけれど、夕方ようやくきれいに除雪し終わったと思ったら、にわかに雪が降り出して、ほんの数時間で「もとどおり」・・・つまり、除雪前の状態に戻ってしまうのですね。
じつに、「禅」の世界を思わせる「行」だとは思いませんか?
除雪しているときは頭も心も空っぽになるところが「座禅」や「瞑想」に似ていなくもありません。
何も考えずに、ただ目の前の雪をクリーンアップしていくのです。
目に映るのは純白の美しい雪景色だけ。見上げれば降りしきる雪の結晶、あるいは真っ青な空と真っ白な雲。
ただ「除雪」しているだけ。ただそれだけ。
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