予報通り「寒の戻り」がありました。昨夜半から降り始めた雪によって、再び一面の雪景色に戻りました。自然の力という物は実に偉大ですね。いとも簡単にこういうことをやってくれます。 氷点下10℃以下までぐっと冷え込んだのですが、これでもまだまだ以前より温かな2月なのです。それでも、そのおかげで、積雪は水気が飛んで結晶が復活し、ゲレンデは最高のパウダーコンディションに戻りました、たぶん。よかったよかった。(^^) じつにひさしぶりにフランツ・カフカの「変身」を読み返しています。息子から借りた文庫本なのですが、当時と同じ翻訳ながら、きめ細かく文章が推敲・改訂されていてずいぶん読みやすくなった印象を受けます。当時はただ気持ち悪い(キモイ?)だけでしたが、いま読むと良く理解できる作品です。引き続き「城」や「審判」などを読みたいですね。 村上春樹の「海辺のカフカ」を理解したいなら、当然ながら、読んでおくべきフランツ・カフカの作品の筆頭なのかもしれません。 村上作品は、作中に登場する歴史的人物、場所、音楽、文学作品、哲学者、映画、芸術作品などなど、挙げだしたらきりはないのだけれど、それらを一つ一つ自分の五感でしっかりと確認することが作品を読み解く鍵になっている希有な作品群だと思います。 だから、僕はそのようにしながら読み返しているわけです。 少しずつ自分の視野を広げ感性を磨きつつ・・・。 --- ●ペンション・サンセット ●蓼科高原日記 ☆たてしなラヂオ☆
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