太古より すでにいろんなひとが言っている(?)けれど 「文体」こそ本質的なものなのだと思う。 ひとが言語によって思考する限りそれは事実だと思う。 ぼくがこの4,500余日のブログ運営で 手に入れたものは その「文体」だ と言うことができるのかも知れない。 「文体」という観点から自分の生き方を眺めてみるのも また新しい発見があって興味深いかも知れません。 「文体」と「ライフスタイル」って 思いの外密接な関連があるかも知れない。 それにしても、 ひとに何かを伝えたい とか 何かをわかって欲しい と 思いながら文章を書く場合と、 それらの希望を捨て去って書く場合とでは 雲泥の差がある。 前者は創造的作業であり 後者は実践的作業である。 そうした意味において この日記は文学作品ではないのだ という認識は ぼくにとって とても大切なことだと思う。 何かを伝えるべきかとか 何かを伝えたいかとか 何かをわかって欲しいとか そんなことは考えずに、 ただ自分のこころに映し出された事実だけを 淡々と書きつづるのが この日記本来のスタイルなのかも知れない。 そこにぼくの想いがこめられてしまったとしても、 それは 「ぼくのこころに映し出されたぼくの極めて個人的な想いという事実」 にすぎない。 それ以上でも、それ以下でも、その他の何かでもない。 ・・・とか。 --- ●ペンション・サンセット ●蓼科高原日記 ☆たてしなラヂオ☆
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