初めてこの地を訪れたひとが感じる 「なにか違和感のようなもの、 あるいは畏れ(おそれ)のようなもの」とは じつはそのようなものなのだ。 すぐに 安らぎの世界に入っていけないとすれば それは、そのためだ。 しかし 早々に、 安らぎと癒しの中で 自然への畏敬を抱くようになっている 自分をそこに発見することになるだろう。 大切なのは心を開いて自然に向かい、身も心もゆだねること。 それがわかるのは、 ぼくが「ここ」に15年間暮らしてきたからだ。 蓼科の山岳部に当たる北八ヶ岳ピラタスの丘に まるで仙人のように身を置いてきたからだ。 人生とは、 好きな土地で 好きなひとや ものや 犬とともに 暮らすことだ。 とある作家は書いた。 結果を見れば この言葉がぼくをここに導いた。 (つづく) --- ●ペンション・サンセット ●蓼科高原日記 ●たてしなクロニクル ☆たてしなラヂオ☆
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