ピラタスの丘は:今日も快晴!
蓼科高原の森ではそこここでこんなふうに
野生のニホンジカに出合うことができます
写真クリックで拡大してご覧いただけます。
★★★
ここ数日は朝の最低気温が7℃から8℃とかなり冷え込むようになりました。
寒いというよりは、気持ちのよい冷たい大気が出迎えてくれる朝です。
日ごとに空が澄み渡っていくのが実感されます。
もはや夜明けにウグイス君が歌いに来ることもなく
ホトトギスとの闘争もありません。
雛が巣立った野鳥たちはその多くが《渡り》の時節を迎えます。
ピラタスの丘を含む蓼科地域に生息する野生のニホンジカの群にも
新しいいのちが加わり、群の数が2,3頭増えているのを確認しました。
おしりがハート型に白い、まさに《バンビ》そのものの子鹿たち。
その仔たちを守り育てる母鹿たち。
その姿はわれわれ人間となんら変わりません。
その美しい情景に胸を打たれると同時に心が痛むのです。
鹿、イノシシ、猿の異常増殖によってかれらは餓死の危機に瀕しているからです。
同時に作物をむさぼり、森の樹木や草花を屠り(ほふり)
そのために《害獣》指定されて駆除される立場になってしまった。
その《食害》の実情はまさに目を覆うほか無いほどのひどさなのも確かです。
下草を失い樹皮をはがれた樹木が枯れて風倒木となり森が失われ
里山が崩落し、土砂が水源地を埋め尽くし、いのちの気配のないはげ山が残る。
手塩にかけて育てた農作物が実るそばから食べ尽くされてしまう・・・。
自生する高山植物たちも例外ではないのです。
絶滅に瀕することになった種も出てきていると聞きます。
行きすぎた《動物保護》の皮肉な結末ですが、彼らに責任はない。
天敵のいない野生動物は結果として生態系のバランスをこわし
自然そのものの敵となってしまう。
狩猟の果たしてきた適正個体数の維持という機能が
必要以上に規制されたために,あるいはそのことに無理解であったために
結局は野生の世界にさらに大きな悲劇をもたらしてしまう。
もはや、あれもこれももとはといえばわれわれ人間がいけないんだ
なんて議論をしていてもどうしようもないフェイズに入ってしまっている。
そのことをこの目で見ることになったラヂヲです。
☆たてしなラヂヲ☆
★★★
高原ドライブ=ビーナスラインドライブが最高の気分です。
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