晴れ 気温:最低 - 17℃/最高 - 5℃
今日も夕暮れ(サンセット)が美しかった
昨日は氷点下15℃、今日は氷点下17℃と立て続けに「厳冬期」なみに冷え込んだ。実際今朝の気温はこの冬一番の冷え込みだった。厳冬期はもう終わったと想っていたのに、ずれ込んだのだろうか。しかし陽射しは2月そのもので、太陽が再び力強くその熱エネルギーを地表に届け出した。だから、ゲレンデは気温とは裏腹にとても暖かく感じた。ハロゲンヒーターよりもカーボンヒーターよりもやっぱり太陽だね。
今日の写真(写真右)はピラタス蓼科スノーリゾートのスタッフの撮影になるロープウエイから見た縞枯山(しまがれやま)の夕景だ。こんなにも美しい情景がいつものようにぼくらのすぐ隣で展開しているのだ。しかしこの写真を撮影するためにはロープウエイの関係者にならなくちゃダメかも。だって、この時間にロープウエイに乗れるのは関係者だけだから。
坪庭から夕景を撮影することは可能だけれど、撮影を手早く済ませて日が暮れる前にすぐ近くの縞枯山荘(山小屋)に駆け込まなければならない。真っ暗になってしまったらそれこそ遭難して命にかかわるから。これは本当のことなので、くれぐれもご注意願いたい。
ペンション・サンセットから見た夕景も今日は格段に美しく、夕食時にお客様も口々にそのことを語っていらしたほどだ。ちょうどこんな感じ(写真左)の夕暮れだった。夕陽や夕焼けを撮影するためには条件を研究して待ちかまえて撮るか、僥倖(ぎょうこう)にかけて出合い頭にとることができるかの二者択一だ。僕の場合ほとんど後者(幸運にかける)なのだけれど、シャッターチャンスはほんの数分、いや場合によっては本の数十秒しかない。
ピラタス蓼科スキー場の営業終了間際にも夕陽を正面に見ることができ、それはそれは美しい情景だ。特にこの季節、気温が急激に下がってダイヤモンドダストが降ったりすると、夕陽を透かしてみるそれは夢のような世界を感じさせるに充分だ。これほどまでにヨーロッパ的な大自然の存在感を感じさせるスキー場は数少ないと思う。これは個人的な感想なのだけれど。
※今日の1枚目の写真は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て転載しています。
最近のコメント