晴れ 気温:最低 0℃/最高 18℃
昨日の嵐というか「荒天」は5月中旬としてはきわめて異例のことだった。写真はピラタスロープウエイのスタッフの方の撮影になるものだけれど、山頂駅から始まる高山植物の宝庫「坪庭」もかなりの積雪に見舞われたようだ
集会路は改めて除雪してスニーカーでも歩けるようになっているそうだ。強の陽射しでかなり雪も溶けたと思われる。昨日登山をしていたひとは大変な思いをしたかも知れない。判断を誤らなければ大事に至らなかったとは思うけれど、すさまじいダウンバースト現象だったから。
それはそうと、ピラタスの丘の野鳥たちもほとんどのメンツが顔をそろえてきたようだ。個人的にはウグイス、アカハラ、ホトトギスがご贔屓の歌い手なのだけれど、ホトトギスをまだ聴いていない。未明から午前5時頃に起きて外に出てみれば森中からじつに美しい合唱が聞こえてくる。
今日は昨日とはうって変わって穏やかな晴天に恵まれた。最高気温は20℃以下だけれど陽射しの元では25℃まで寒暖計の水銀柱は昇った。雪解け水をたっぷりと吸い込んだ森からは陽射しを浴びて間断なく霞のような水蒸気が昇っている。
そうして空に昇った水蒸気はすぐに雲になって山を駆け上がっていく。時としてそれは積乱雲へと成長して、昨日のような激しい雷雨をともなったダウンバースト現象を引き起こす。山の天候はじつにめまぐるしく変化する。ここに暮らしているとすっかり慣れてしまうけれど、やはりその激変ぶりは「想定外」だ。
この季節はビーナスラインを、特にオープンカー(キャブリオーレ)で走ると最高だ。アルファロメオのライトウエイトな車種とか、ロードスターなどでドライブしても最高のコースとなる。ある意味ではバイクより楽しめるかも知れない。
僕もランドローバー・ディスカバリー2の18インチアルミホイールに 255/55R18 VR のピレリ・スコーピオン・ゼロという高速SUV専用タイヤを奢ったので、2.5トンの車重をものともせずにコーナーを攻めたりしている。あんまりやるとタイヤがするすり減ってしまうので「たまに」だけれど。まあ、MTBにシティースリックタイヤを履かせたみたいな感じでけっこう楽しめる。
さて、明日は除雪機を整備してからしまい込む。外したスタッドレスタイヤを良く洗浄して乾かして格納する。そろそろクルマの洗車もしなくっちゃ。駐車場に砂利を運んできて均らさないといけないし、いろいろな雑事が山積してきた。あ、そうそう、梅雨入り前にテラスにステインをたっぷり塗り込むことを忘れてはいけなかった。
貧乏暇無しってか。
※1〜2枚目の写真は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て転載しています。
※写真をクリックすると拡大されますので是非大きな画像でじっくり鑑賞してください。
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