晴れ 気温:最低 - 6℃/最高 3℃
ピラタス蓼科は積雪120cm抜群のコンディション
今日はまるで2月そのもののお天気だった。まあ、確かにもう2月上旬なのだけれど。数ヶ月ぶりで最高気温がプラス3℃になった。強烈な陽射しに(高気温のためではない)屋根の積雪がどんどん溶けて、がらがらどすんという轟音とともに落雪を繰り返した。
クルマの屋根に積もった雪も除雪したテラスの手すりもすっかり乾いた。それでも雪景色であることに変わりはない。2月はまだまだ雪と氷が勝っている季節なのだ。春は4月までやってこない。たまさか今日はこんな陽気だったが、いつ寒の戻りがあっても不思議ではないし、いつ大雪や吹雪がやってきてもそれは自然なことだ。
ピラタス蓼科スノーリゾートのスキー場は今日も最高のコンディションだった。個人的にはスキーやスノーボードは氷点下の冷気の中でこそ楽しみ倍増と思っているので、こう温かいといささか腰が重くなるところがあるのだけれど、一般の方には今日の陽射しの暖かさはとても快適だったと思うのだ。積雪120cm、すべてのコースが全面滑走可能になっている。ひさしぶりにコース概況の図版を掲載する。
やがて文章はウェブから姿を消すのだろうか
そういえば、ウェブでこんな記事を読んだ。テキストによる情報伝達手段としての起源を持つウェブの世界だけれど、昨今しだいにウェブ上で長い文章を読むひとが少なくなってきているのはなぜだろうという記事だ。
ある種のブログにその傾向の極限の姿を見ることができる。写真と(あるいは引用文と)それに対する短いコメントだけというブログ。「文章」の無いブログ。極端な例では「文」そのものが全く無い、絵文字のような「物事に対する反応を表現したグラフィック」を貼り付けただけのブログなどなど。
それはそれでも良いと思うのね、個人的には。ぼくだって勝手気ままにやっているわけだから。しかし、自分の立ち位置とか見解とか意見とか、そういったもののないコンテンツっていったい何なのだろうとも思うのだ。別に文章を書かなくたって良いけど、写真や絵だけでも充分伝わるものはあるとも思うけれど、そういうものの一切ないブログなりウェブサイトなりがあるということはシュールだ、少なくともぼくにとっては。
ぼくにとって文章を書くということは考えることと同義だからだ、たぶん。
まあ「黙示録(もくしろく)」のようなブログがあったとしたら、ものすごく魅力を感じちゃうのだけれど。自分で始めたいくらいだ、もしその能力があったならば。いずれにしても、文章がウェブから消える日がやってきたならば、それはぼくにとってはものを考えることの出来る最後の日になるのだろうと思う。
※今日の図版は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て転載しています。
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