今日の車山・霧ヶ峰のニッコウキスゲの様子 写真提供:車山高原観光協会(許諾を得て転載) 車山から霧ヶ峰全山を覆い尽くすニッコウキスゲの大群生は もう見頃です。今週満開を迎え7月下旬までが見頃になりそう。 ★★★
村上春樹の最新作「1Q84」についての書評もほぼ出そろってきたようだけれど、それぞれじつに興味深い。やはり彼らは「プロの読者」なのだ、文字通り。しかし、一般読者である僕らには僕らなりの読み方があって良い。それは個人的な体験だからだ。 ということで、書評についてはまだほんの数編しか読んでいないのだけれど、その読みは「僕の1Q84体験」を補強してくれるものが多かったように感じる。 個人的には【続編としてのBook 3とBook 4】があっても良いと想う、村上春樹流に言うなら「それが書かれることを強く望むならば」ということだけれど。 というのも、終盤で青豆はクールに自動拳銃の引き金を引くのだけれど、それが彼女をあちら側の世界に送り込んだのかどうかは書かれない。引き金を引くという描写で終わっている。だとすれば今回の作品(Book 1とBook 2)の続編が同じように(バッハの「平均律」の形式を反復するようにして)書かれる可能性がある。 青豆の世界においていわば司祭(MC;Master of Ceremony)のような存在であるタマルが自動拳銃を青豆に渡すときに実弾の火薬を他のものと入れ替えていたかも知れない。直感に従って「一切の迷い無く」そうしていたかもしれない。だとすればクールな青豆さんは続編に登場することが可能だ。けっしてご都合主義的仕掛けとしてではなく、必然として。 個人的には青豆の物語の方の最終章の結末を結末とするには違和感が残る。不満ではなく「違和感」だ。そう、村上春樹らしくないのだ。もし本当にこれで青豆が消えてしまうのなら、突然登場するあのぴかぴかのメルセデスの新車に乗った婦人の克明な描写はなぜ必要だったのだろう、そして引き金を引いた結果起こったことが決定的であることを示す象徴的な描写がないのは、なぜなのだろう。村上春樹らしくない。 というような根拠でしかないのだけれど、僕は「続編」に期待している,個人的に。そしてそれは書かれるに違いない。 ただし その物語が書かれることを強く望んだならば ということなのだけれど。 そしてもちろん続編無しの今回の作品だけでも村上春樹作品として極めて高いレベルで完成していると想う。続編が書かれなくても,それはそれで充分ありということだ、個人的には。
☆たてしなラヂオ☆
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それはさておき、 蓼科高原は百花繚乱の高原の花・高山植物の咲き乱れる季節に 突入です。 写真におさめたい想い出や風景がたくさんありすぎて, 困ってしまう季節です。 でも、今はデジタルカメラの時代だから、枚数制限はないと 言っても過言ではないから その点は昔より悩みが少ないですね。(^^)
☆☆☆
高原ドライブ=ビーナスラインドライブが最高の気分です。 思いっきり感動させてくれたレンゲツツジも いよいよ有終の美を飾りました。 同じ場所でニッコウキスゲの大群生が満開に向かっています。 すでに見頃ですが【満開】をはさんで7月下旬までになりそうです。 【満開】は7月中旬から7月下旬までの間になりそうです。
霧ヶ峰のニッコウキスゲ大群生の開花状況はこちら↓ http://blog.goo.ne.jp/kirigamine_vc 車山高原のニッコウキスゲの開花状況はこちら↓ http://www.kurumayama.com/new/open.htm
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